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キャセイパシフィック・ラウンジ(Cathay Pacific Lounge)/成田国際空港

始めての成田キャセイラウンジ。キャセイは自国の素晴らしいラウンジはもちろん、パリ羽田、成田にまでラウンジを展開していてすごいなあ。
ラウンジ内は実に開放的で、日系エアラインのフードコート調の誂えとはダンチのセンスの良さです。ちなみに以前はアメリカン航空のラウンジが入居していたそうで、そのまま居抜きでキャセイのものに代わったそうです。
客層は外国人ビジネスパーソンが多めであり、静かで落ち着いた雰囲気。仮にJALのフライトだったとしても、今度から敢えてキャセイのラウンジを使わせて頂こうと決意した瞬間です。
食事はエアラインの一般的なラウンジのそれと大差ありません。キャセイのラウンジと言えばヌードルバーなのですが、成田のラウンジには用意が無いらしく、そこだけちょっと残念でした。見方を変えれば世界で唯一(?)ヌードルバーが無いキャセイのラウンジと言えるかもしれません。
時間帯によって食事のラインナップは異なるようですが、我々は午後に訪れサラダにスモークサーモン、チーズ、パンダエクスプレス的な鶏肉にチンゲンサイといったところ。午前中などはお粥などが提供されるようです。
飲み物はビールはもちろんワインに日本酒、各種ハードリーカーと百花繚乱。特筆すべきはパイパーで、ビジネスクラスラウンジでシャンパーニュを置くのは世界的にも珍しいほうではなかろうか。
ガリガリにPC操作したい方のためにシェアオフィスのようなブースもあります。
また、今回は利用しませんでしたが、割にしっかりしたシャワーブースもある模様(画像は公式ウェブサイトより)。香港ファーストクラスラウンジの風呂付20平米超といったバスルームほどではないにせよ、普通にリフレッシュするには充分でしょう。
ビジネスクラスラウンジとして素晴らしいクオリティでした。今後はJAL便の利用だったとしても、敢えてキャセイのラウンジにお邪魔させて頂きます。定番のヌードルバーを堪能することができないのは残念ですが、それはまた、彼の地に訪れてからのお楽しみということで。

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ANA SUITE LOUNGE/成田空港

私は2019年から2024年3月までJALのダイヤモンド会員だったのですが、コロナ後のサービスの劣化が甚だしく、何度か真剣に苦情を申し立てたにも関わらず改善の兆しは見られなかったのでサヨウナラ。2024年からはANAに鞍替えし「ANA SUITE LOUNGE」にお邪魔します。
今回はダイヤモンド会員としてではなく、ファーストクラスに有償で搭乗したので、ANA歴が浅くとも「ANA SUITE LOUNGE」を利用することができました。しかしながら、なんでしょうこの高級感の無さは。
良く言えばスタイリッシュなのですが、なんか、こう、ファーストクラスラウンジとしての風格に欠けているような気がします。「カタール航空ファーストクラスラウンジ(Qatar Airways Al Safwa First Lounge)」は言うに及ばず、運用が回っておらず運航が停止しつつあるマレーシア航空よりも格下に感じました。
酒は種類こそあるものの、高級感はそれほどありません。シャンパーニュも1種類のみであり、このあたりの酒のラインナップはJALと変わり映えが無く、逆談合を疑うほどです。
ビュッフェ台は用意されているもののその内容は貧弱。そのへんのホテルのラウンジよりもショボく感じました。ベーコンやソーセージが用意されている分、ビジネスクラスラウンジのほうが充実しているのではなかろうか。
QRコードから食事を注文できるのですが、ファミレスのメニューブックのほうが盛り上がります。料理の洒落ている度合いで言えば「JALファーストクラスラウンジ」に軍配が上がるでしょう。
料理ができあがるとSMSで通知されるのですが、つまりセルフで厨房まで取りに行く必要があります。私は世界中のいくつかのファーストクラスラウンジにお邪魔したことがありますが、こんなにロマンに欠けたラウンジは初めてです。
料理長自慢のハンバーグは明らかに冷凍もしくはレトルトであり、「ロイヤルホスト(Royal Host)」のそれのほうが余程レベルが高いです。
寿司もロボットが握っているのか妙にシャリの形が均一で、タネの大きさとの臨機応変さに欠ける。このあたりは職人が目の前で握ってくれる「JALファーストクラスラウンジ」に軍配が上がります。
「熊本県産はちべえトマトを使ったハッシュドビーフ」。これはトマトに加え牛肉と玉ねぎをの風味が感じられ、なかなかの美味しさです。しかしながらANAの通販で同じものが売られているので、きっとレトルトなのでしょう。
連れが質で満たされないなら量で満たそうという深い淵に立ち、「生パスタ カルボナーラ」を注文するのですが、これのどこがカルボナーラやねんという代物が出て来ました。
気を取り直してラウンジ内を散策します。こちらはマッサージチェアで、
こちらはPCブース。このあたりの設備のラインナップはどのラウンジでも同じです。
シャワールームも安いホテルのウェットエリアのような仕様であり、「キャセイパシフィック航空 ザ・ウィング ファーストクラスラウンジ(The Wing First Class Lounge)」のそれとは雲泥の違いです。
全く残念なラウンジでした。有償のファーストクラス客が利用するラウンジとしては世界最低レベルと言って良いかもしれません。「JALファーストクラスラウンジ」と良い勝負ですが、JALのほうが空間に高級感があり(ジョンロブのエリアはかなりかっこいい)、料理もきちんとサーブしてくれるので、まだマシと言えるでしょう。
クルーズについても日本船はガチでショボイので、日本人はこういう高級路線の顧客体験の設計がヘタクソなのかもしれませんね。ユニクロやトヨタのように、普通の値段で高品質なものを作るのが得意な民族なのかもしれません。

チケットはLCCのフルフラットシートを買い、空港ではクレジットカード付帯の「プライオリティパス」を利用して過ごすのが、日本発の飛行機旅行では一番賢いような気がしてきました。

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JALファーストクラスラウンジ (JAL First Class Lounge)/成田空港

久しぶりの成田空港「JALファーストクラスラウンジ (JAL First Class Lounge)」。羽田空港の同ラウンジは2022年秋に訪れたばかりですが、成田空港のそれとしてはコロナの都合もあって2019年末ぶりです。
羽田と同様にゲストは殆ど居らず寂しい限り。また、食事についてはビュッフェ形式を取りやめており、スマホからQRコードを読み取ってのオーダー形式なので臨場感に欠けます。
お酒のラインナップはびっくりするほどショボくなってますねえ。昔(といっても2019年)は多種多様なシャンパーニュにプレミアム日本酒、何ならレア物のジャパニーズウイスキーまで取りそろえていたのに、今やシャンパーニュはジョセフペリエ一択です。
前菜についても昔は選り取り見取りだったのに、今や缶詰か瓶詰かのオイルサーディンが並ぶといった程度。貧相な結婚式2次会であってももう少し背伸びするところでしょう。
エビチリはどう贔屓目に見ても冷凍食品のそれであり、謎のスクランブルエッグの付け合わせも何をどうしたいのか理解に苦しみました。
スシバーはあるにはあるのですが、その場で注文して握ってもらうということはなく、スマホ経由でモバイルオーダーという味気無さ。味わいについてもその辺の回転寿司と同等かそれ以下です。昔は中トロとかもあったのに、何とも残念なスシバーです。
連れはおなじみ「阿夫利」の柚子塩ラーメンを注文。やはり外注で店名を名乗っているだけあって美味しい。人気ラーメン店の矜持を感じた瞬間です。
食後にラウンジ内を探検するのですが、「JOHN LOBB(ジョンロブ)」の靴磨きコーナーはおろか、リニューアルしたばかりの「JAL’s SALON」までが立ち入り禁止となっており、随分と寂しいファーストクラスラウンジにデグレードしていました。wifiの繋がりも悪い。

これが日系最高峰のラウンジと考えると情けない。実に情けない。「カタール航空ファーストクラスラウンジ(Qatar Airways Al Safwa First Lounge)」の爪の垢でも煎じて飲ませたい気分です。必要な無駄まで削ぎ落としてしまっていますが、何でもかんでもコロナとプーチンと円安のせいにするのは違うと思いました。
搭乗時刻となり機内へ。先ほどはファーストクラスラウンジを利用させて頂きましたがハノイ線はファーストクラスの設定が無く、ビジネスクラスでの利用です。
アメニティが寂しい。どれもアイテムもビジネスホテルに置かれているようなもので、まあ、近距離アジア路線とはこういうものなのかもしれません。
ところで最近の国内線ファーストクラスは円安だからか何なのかシャンパーニュを出すのを渋りつつあり、ついにイタリアのスパークリングに置き変わってしまったのですが、国際線ビジネスの泡はきちんとシャンパーニュでした。CAのノリが良く、2-3杯おかわりした後は何も言わずにジャンジャン注いでくれます。
食事は和食を選択。銀座「蓮 三四七」の三科惇シェフ監修による献立です。これは酒のツマミだバンザイ!といったラインナップであり、しかも泡とも良く合い、個人的にツボな機内食です。
お食事についてもオカズがしっかりしており白ゴハンが進む。機内食としてはかなりの出来栄えです。このあとチーズをいくらか貰ってウトウトしている間にハノイ着。6時間の空の旅なんてあっという間である。
ただ、今回の空の旅については色々と考えることが多く、各エアラインとの付き合い方も改めようかなとすら思い始めました。というのも、ファーストクラスラウンジのショボさは既に述べた通りであり、またダイヤモンド会員であっても座席がアップグレードされるのは非常に稀(そもそもそれ以上アップグレードされない座席クラスで予約していることも多い)で、時間とお金をかけて上級会員を維持する意義が感じられなくなってきたからです。
機内で楽しむ酒や食事についても限界があり(気圧の関係で1本10万円以上するワインなどを飲んでも全然美味しくない)、であれば空港のレストランで好き放題食べ、機上では何も口にせず睡眠に徹するのが勝ちパターンな気がします。事実、ブリティッシュエアウェイズアメリカン航空など欧米系のエアラインはラウンジでの飲食を充実させ、機内サービスは簡素とする方向にシフトしています。
睡眠についても、私はファラオのように寝相が良いためプレミアムエコノミーほどのシートピッチで充分に熟睡でき、ビジネスクラス以上の広さは持て余す傾向にある。

もちろんこれは近距離~中距離路線だからこその感想かもしれませんが、少なくとも安近短な旅行については飛行機にお金をかけるのは控えようと思いました。

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テコテコ(TECO-TECO)/成田

JR成田駅から徒歩5分ほどの場所にある「テコテコ(TECO-TECO)」。成田は飛行機の街でありエアライン関係者とりわけ外国人客の多いレストランです。食べログでは百名店に選出。
私はブラジルにお邪魔したことはありませんが、まさに日本人がイメージするところのブラジル的内装です。この日はランチタイムに訪れゲストは我々だけでしたが、夜は外国人多めでナイスゴーするようです。ランチもディナーもメニューは同じ。
ブラジルと言えば「フェイジョアーダ」。黒豆を中心に豚肉の様々な部位を煮込んだ料理です。これを別皿のライスにぶっかけて、カレーのようにして頂きます。豆の味がする。付け合わせ(?)としてソーセージや肉も用意されます。
こちらは「フランゴ アッサード」。いわゆるローストチキンです。味はスーパーの総菜レベルであり、決して不味くはありませんが旨くもありません。「マウイ・マイクス」のバリ旨いローストチキンが千円を切ることを考えれば割高に感じました。
ブラジルの国民食である「フェジョン」も付帯します。いわゆる豆のスープであり、日本人的に捉えれば甘くないお汁粉といったところ。こちらもゴハンと一緒に頂きます。
以上を食べ4,400円。うーん、これはちょっと高いですねえ。鶴見のブラジル人街や沖縄のブラジル料理店であれば、もっと安く・もっと美味しいお店が沢山あります。当店に罪はありませんが、食べログ百名店の審美眼を疑ったランチでした。

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