先月23日に全米公開されたアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が今週末3日間の興行収入チャートで1位になることが確実になったと2日(日本時間3日)、米芸能誌「バラエティ」(電子版)が報じた。
同誌の速報値によると「鬼滅の刃」の週末3日間の興収は、640万ドル(約7億円)。俳優の真田広之(60)らが出演し、同日に公開されて先週は首位だった米映画「モータルコンバット」の620万ドル(約6・7億円)を、わずかに上回った。確定値は3日(同4日)に発表される。
「Demon Slayer」のタイトルで、北米1915館で公開された「鬼滅の刃」は、初週3日間で興収約2100万ドル(約23億円)を記録。先週は2位の好発進で、実写作品も含め米国で公開された外国語映画のオープニング興行成績歴代1位に。米国の観客からは「今まで見た中で最高のアニメ映画」「数回涙を抑えなければなりませんでした」など絶賛の声が上がっていた。
同誌によると、すでに「鬼滅-」の全米興収は3410万ドル(約37・3億円)。現地で2019年に公開された「ドラゴンボール超 ブロリー」の3071万ドル(約33・5億円)を上回り、全米で公開された日本のアニメでは、早くも3位の成績となった。
ちなみに1位は「劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲」(99年)で8574万ドル(約93・7億円)、2位は同「-幻のポケモン ルギア爆誕」(00年)で4375万ドル(約47・8億円)。