Photographed by Yo Noguchi
木製家具が中心に据えられているかと思えば、ちょっと右を向いてみるとスタイリッシュなステンレスラックが置いてあったり。はたまた、左を向くと「勢いでDIYしました」という自作の棚が置いてあったり……。
他にも、北欧テイストなダイニングに、クラシカルな雰囲気のベッドルームなど。多種多様な要素が掛け合わされたお部屋には、「その手があったか!」と思わず口にしてしまうようなアイデアが満載でした。
今回は、神奈川県・横浜市にお住まいのjunkoさん宅の暮らしのアイデアを深掘りします。
場所:神奈川県横浜市
物件購入費:非公開
リノベ費用:約45万円
住宅形態:マンション
面積(間取り):43㎡(2DK)
築年数:42年
間取り図(編集部作成):
詳しいお部屋のインタビューはこちらから↓
暮らしのアイデア①
ソファを斜めに置く
読書スペースに置いてあるソファ。よく見ると斜めに置いてあることに気づきました。僕だったら壁に沿わせる形で置いちゃうだろうな……と思いつつ、その理由を聞いてみることに。
「最初は壁に沿わせる形で置いていたので、斜めに置こうとは思っていませんでした。でも、なんだかイマイチかも……と思って、試しに斜めに置いてみたらしっくりきたんです。デッドスペースは生まれちゃうんですけれど、気に入っています」
ここで「斜めにしよう」と思える柔軟な発想力に脱帽です。ソファが斜めに置いてあることで部屋の輪郭が曖昧になっているような気も。そのためか、実際の空間以上に開放感を感じられました。
暮らしのアイデア②
ニトリのカーペットで床DIY
あたたかみのあるホテルのような空間に仕上がっているベッドルーム。特徴的なのは、その白い床です。
「引っ越してくるときに、この部屋に合わせてニトリのオーダーカーペットを注文しました。もちろんこの下は他の部屋と同じフローリングです。寝室はちょっとあたたかみがあった方がいいかなと思って、一面にカーペットを敷きました」
僕はニトリのフロアタイルで床DIYにチャレンジしたことがあったのですが、なかなか大変だったんですよね……。同じニトリでも、カーペットを活用することで床のデザインを変えることができるとは思いもしませんでした。部屋によっては、こんな方法を取り入れてみるのもアリかもしれません。
暮らしのアイデア③
コースターは100均アイテムで乾燥
「100均で購入したマグネットフックとクリップを組み合わせて、コースター乾燥に活用しています」
たしかにコースターって冷たい飲み物を飲むときに1回使うだけでも結露で濡れてしまうものの、どこで乾かすのが正解か判断しづらいように感じます。でも、このような定位置を作ってあげることで、使ったあとの片付けもスムーズに行えそう。
まして、こちらのように強い色味を持つコースターであれば、キッチンインテリアのアクセントとしても機能してくれるように思いました。コースターって、こんな使い方もできるんですね。
暮らしのアイデア④
身につける小物はカゴに入れて収納
「夏はお出かけ用のバッグとして使っているカゴですが、冬はマフラーや手袋の収納アイテムとしても活用しています。玄関のインテリアにもなりますし、意外と重宝するんですよ」
マフラーや手袋を始めとした小物類って玄関に散らばりがちだけれど、これなら生活感なく収納できちゃいます。ナイスアイデア!
手袋やマフラーを外したら放り込むだけでOKだからストレスフリーですし、いざというときはバッグとしても使える点が秀逸。ただの収納ボックスとは違い、ハイブリッドな使い方ができるのは“カゴ”ならではの魅力です。
今回は4つのアイデアを紹介しましたが、junkoさんのお部屋には「その手があったか!」と口にしてしまうアイデアがまだまだ満載です。ぜひお部屋全体のインタビューも併せてご覧ください。