「Googleマップ」の表示から、北朝鮮の地図が一切なくなっていると、ネットで話題となっている。 現在、実際にGoogleマップで北朝鮮を表示させると、そこだけ白く抜け落ちてしまったように見える状態となっている。公式な声明がないため、時期は定かではないが、海外でも3月末ぐらいから、このような状態となっていた模様だ。航空写真、ユーザによる付記ランドマークなどは残されており、ちゃんと表示される。また「Bing地図」など、他社の地図サービスでは、北朝鮮の地図はとくに問題なく表示されているようだ。 グーグルについてはここ最近、中国からの撤退が注目を集めていたが、“政治とネット”、あるいは“企業と国家”との衝突を巡る動向の1つとして、今後のなりゆきが注目される。 なお北朝鮮だけでなく、グルジアや中国の一部地域なども、じつはGoogleマップで地図が表示されない状態だ。両モードを切り替えて使う機会は少ないと思われるが、「地図」と「写真」を切り替えて各国を表示させると、意外な発見があるかもしれない。※4月12日19時45分付記Googleマップチームは公式ブログを更新し、今回の件について言及した。投稿された最新記事によると「Google マップには、様々な国の地図情報が掲載されていますが、中には十分な地図情報が入手できないため、ほとんど情報を掲載していない国がいくつかあります。今回、話題になっている朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)もその例で、Google マップは地図情報の提供を開始して以来、残念ながら、一度も地図情報を掲載したことはありません」としている。加えて「Google では、利用者の皆さんに、ベストな地理情報を提供したいと考えているため、より良い情報が入手可能だと思われる場合、掲載を見合わせることもあります」とのこと、「地図情報が入手できない地域においては、Google マップメーカーという、世界中の一般の利用者の方がデータを追加できるGoogle マップのツールを用いて、地図を作る試みもしています」との点が説明されている。
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