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cakesにて茸本朗の連載
「野食ハンターの七転八倒日記」
が始まりました!
野食失敗体験を中心に、ブログとはちょっと違った切り口の記事を公開していく予定です。
合わせてお楽しみいただけると嬉しいです。
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サクラエビモンスター第3弾はこちら!
いやーもう出オチって感じですよね。
上からホテイエソsp.①、ホテイエソsp.②(いずれもワニトカゲギス目)、シギウナギ(ウナギ目)です。
ホテイエソ科の魚は背鰭で見分けるそうなんですけど、この写真だとちょっとわかりません。
いずれもそんなに大きくなく、シギウナギは長さこそあるものの太さは小指程度です。
これでデカかったらほんとにモンス(ry)
深海奇面組のクラスメイトはワニトカゲギス目とタラ目、ウナギ目で締められてるのは間違いないでしょう。
このホテイエソsp.とか完全にあれだ、あたまのわるい人だ。
シギウナギは……
……イロイロ長すぎィ!!!!
吻の長さを鴫の長い嘴に例えたのが和名の由来だそうです。
いずれも口の中からサクラエビの触角が見え隠れしています。
鋭い牙やギャグみたいに長い吻はいずれもサクラエビを逃さないようにするためのものでしょう。
サクラエビ食べ放題を楽しんでいたら漁夫の利をされてしまったという事実。
我々にもそういうことが起こり得るのだということをいつも忘れないようにしたいですね。
(なお、この子たちの商品価値は皆無なので“漁夫”にとっては全く利がない)
食べてみた
ホテイエソ類から行ってみましょう。
皮は手で簡単にずるりと剥けます。
匂いですが……悪くなったエビの味噌ですね。ワニトカゲギスと変わらない……
気を取り直して、味わってみましょう。
とりあえず生で……
……(´・〰・`)
悪くなったエビの味噌を海水に溶いてゼリーで固めたような味ですね。
ワニトカゲギスと変わんないJAAAN!!
味:★☆☆☆☆
価格:★★☆☆☆
シギウナギのほうはどうでしょう。
こちらは3枚におろして、焼き霜にします。
……(≧〰≦)
こ、これは、アナゴ!
アナゴ刺しと同じ味です。美味い!
細いものは素焼きにしてみます。
……(`・〰・´)
うん、これも美味しい。
アナゴの白焼きと干しアナゴの中間みたいな感じです。香ばしく、旨味があり、脂を感じます。
こちらもサクラエビ風味があるけど、嫌らしくないのがいいね!
味:★★★★☆
価格:★★★☆☆
ホテイエソ類は利用方法が思い浮かびませんが、シギウナギは採ったものを丸干しするだけで十分売り物になる気がするなぁ。
骨が柔らかいので、焼くだけで頭から尾までばくばく食べられますぞい。
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