NIKKEI GX

グリーン水素生産、30年に実現1割強 欧米で撤退相次ぐ

再生可能エネルギーを使って生産するグリーン水素プロジェクトで撤退や遅延が相次いでいる。2030年までに生産を始める計画は世界で計560ギガ(ギガは10億)ワットにのぼるが、実現するのは約14%にとどまる見通し。資材高や人件費の上昇で水素価格が高止まりし、需要家は販売契約に二の足を踏む。各国政府が打ち出す支援策では力不足の懸念がくすぶる。

オーステッド、工場建設を中止

「持続可能な価格で販売契約が...

ご登録で全文お読みいただけます。
今なら無料体験キャンペーン実施中です。(~2/5)