新プラ素材、微生物が生成 エコ食器普及に弾み・大阪
LBSローカルビジネスサテライト
プラスチックによる海洋汚染など自然環境への影響を懸念する声が高まるなか、注目されているのが「バイオプラスチック」だ。微生物によって分解されるといった特徴を持つ。カネカが製造している樹脂「グリーンプラネット」は微生物からつくられているうえ、土の中だけではなく海の中でも分解されるという利点を持つ。スプーンや歯ブラシなどを製造するのに使われ、スーパーやコンビニエンスストア、ホテルなど採用する企業が増えている。グリーンプラネットを作っている微生物は二酸化炭素(CO2)を「栄養分」にすることも可能だという。このため、カネカは今後CO2を使ってバイオプラスチックを生産することも目指している。
日本経済新聞とTXN系列5局(テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、TVQ九州放送、テレビせとうち)による動画コンテンツ「LBSローカルビジネスサテライト」。躍動する地域経済と地方企業の取れたてニュース・トレンドを各地のリレー方式で発信します。