ミャンマーでロヒンギャ迫害再燃 西部衝突、中国も介入
【ヤンゴン=渡辺禎央】ミャンマー西部でイスラム系少数民族ロヒンギャの迫害が再燃しつつある。国軍と抵抗勢力の衝突が激化し、徴兵や立ち退きの標的になりやすいためだ。西部の情勢は緊迫の度を深め、経済開発の要衝とする中国政府は停戦仲介に乗り出した。
「異なる社会集団間の緊張を再燃させてはならない」。国連のドゥジャリク事務総長報道官は20日、ミャンマー西部ラカイン州で仏教系勢力がロヒンギャへの圧力を強めて...
ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデターを巡る最新ニュースはこちら。