米大統領、シリア大統領選認めず
オバマ米大統領は13日、ホワイトハウスでシリア反体制派有力組織「シリア国民連合」のジャルバ議長と会談し、アサド大統領の勝利が確実視される6月3日のシリア大統領選について「正当性がない」として、認めない考えを示した。米政府が発表した。
米メディアによると、オバマ大統領とジャルバ氏の会談は初めて。オバマ政権は今月、同連合のワシントンなどの事務所を正式な外交代表部として扱うと表明。さらに今回の初会談により、内戦中のシリアで、穏健派の国民連合を支援していく方針を明確に示した。(ワシントン=共同)