「国民の命すら守れない」 鳩山前首相が菅内閣を批判
民主党の鳩山由紀夫前首相は12日午前、東日本大震災などの対応をめぐり、岩手県庁で達増拓也同県知事と会談した。会談終了後、鳩山氏は記者団に「国民の命を十分に守ることすらできなかったと痛烈に反省している」と菅内閣の対応を厳しく批判。福島第1原子力発電所の事故対応についても「今のようなやり方だと海の汚染がこれからも起きてしまう」と懸念を示した。
鳩山氏は甚大な被害を受けた漁業の復興に向け、戸別所得補償制度を導入すべきだと提案、仮設住宅の入居時期のめどを早く示すべきだと強調した。