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ソニーのストリンガー取締役会議長、6月で退任

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ソニーのハワード・ストリンガー取締役会議長(71)は8日、ニューヨークで講演し、6月開催予定の株主総会で取締役会議長を退任することを明らかにした。同氏はソニーの最高経営責任者(CEO)を昨年3月まで約7年間務めた。同年4月に就任した平井一夫社長兼CEO率いる新体制への移行が円滑に進んだと判断し、退任を決めたもようだ。

ストリンガー氏は日米交流団体の講演で、過去1年間で平井社長が「しっかりと足場を固めてソニーをリードするようになった」と指摘。取締役会議長の任期が満了する6月の株主総会で「ソニーから卒業しようと考えている」と表明した。今後は社会貢献活動などに時間を費やすとしており、ソニーの経営から全面的に引退する。

平井社長兼CEOは9日、「ソニーにおける多大な貢献に心から感謝する」とのコメントを発表した。

ストリンガー氏は米放送大手のCBS出身。ソニー米国法人社長などを経て2005年6月、出井伸之氏の後を継ぎ外国人として初めてソニーのトップに就任した。CEO在任中は「サイロ(穀物貯蔵庫)を壊す」として縦割り組織を改め、主力のエレクトロニクス事業を映画・音楽のソフト部門などと連携させる戦略を掲げた。

ただ、ソニーの業績は12年3月期まで4期連続で連結最終赤字を計上するなど低迷。昨年春に平井氏に経営トップを引き継ぎ、自身は執行から退いて取締役会を束ねる議長に就任した。

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