「クレベリン、コロナ感染阻止の仕組み解明」大幸薬品
大幸薬品は15日、主力の空間除菌剤「クレベリン」に含まれる二酸化塩素が新型コロナウイルスのヒトへの感染を阻止するメカニズムを解明したと発表した。自社で行った実験の結果が英国の科学誌に掲載された。二酸化塩素が新型コロナウイルスを除去する効果については、研究機関など第三者とも検証を進めている。
新型コロナウイルスがヒトに感染する際、ウイルスの表面にある「スパイクたんぱく質」が肺や呼吸器などの細胞の表面に存在する「ACE2受容体」に結合する。自社での実験の結果、スパイクたんぱく質を一定濃度の二酸化塩素ガス溶液に5分間触れさせた場合、結合を阻害することが分かったという。
新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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