オリビア・デ・ハビランドさんが死去 女優
【ロンドン=共同】米名作映画「風と共に去りぬ」にメラニー役で出演した女優、オリビア・デ・ハビランドさんが7月26日、老衰のためパリの自宅で死去した。104歳だった。AP通信などが伝えた。
1916年、英国人の父親の仕事の関係で東京生まれ。ビビアン・リー主演で、米国の南北戦争を描いた39年の「風と共に去りぬ」に出演。BBC放送によると、同作品の主な出演者の中で健在だった最後の1人という。
49年の「女相続人」などで米アカデミー主演女優賞を2度受賞。米映画界で、製作会社に対する俳優側の立場の強化に尽力したことでも知られる。