「コロナばらまく」感染男性が死亡 愛知・蒲郡
新型コロナウイルス感染が判明した後、周囲に「ウイルスをばらまいてやる」と話して飲食店を利用していた愛知県蒲郡市の50代の男性が18日、入院先の医療機関で死亡した。県によると、男性は肝細胞がんの基礎疾患があり、新型コロナウイルス肺炎で死亡したという。県警が業務妨害事件の可能性があるとみて捜査していた。
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蒲郡市などによると、男性は3月4日に陽性と判定された。自宅待機を求められていたが、同日夜に市内の飲食店2店舗を訪れた。このうち1店舗の従業員が男性の発言を知り、保健所に連絡。店が営業自粛を余儀なくされ、30代の女性従業員の感染も判明した。店の経営者は13日に県警に被害届を出した。
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新型コロナウイルスの感染症法上の分類が2023年5月8日に季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行しました。関連ニュースをこちらでまとめてお読みいただけます。
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