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月探査も民の時代へ イスラエルの挑戦が残したもの
科学記者の目 編集委員 小玉祥司
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イスラエルの非営利組織であるスペースILが挑戦した民間初の月面着陸は失敗に終わった。しかし日本の宇宙ベンチャー、アイスペースが2020年以降に月探査を計画するなど、いくつもの企業などが民間初を目指して後に続く。国家機関の資金不足や宇宙の商業化を背景に、月や惑星に向かう宇宙探査も国家主導の時代から、民間が活躍する時代へ移ろうとしている。
日本時間で4月12日の早朝、月着陸を目指していた探査機「ベレ...