第101回東京箱根間往復大学駅伝競走が1月2、3日に行われる。全10区間の見どころを、注目選手とともに紹介する。なお、往路、復路合わせて当日変更は6人(1日最大4人)までで、レース当日午前6時50分までがメンバー変更の期限となっている。

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◆8区 正面からの日差しや追い風などの影響で、体力がじわじわと失われていくコース。終盤には約800メートルで標高差約30メートルを上る最大難所「遊行寺の急坂」があり、翌年以降の5区候補生も? 青学大は前回同区区間賞の塩出(3年)が順当にエントリー。アンカーを務めた全日本大学駅伝では首位でたすきを受けたものの3位に終わり、「ふがいない」と箱根路での雪辱を期す。駒大は2年で主力の安原を登録。復路での逆転をもくろむ国学院大は、前々回10区で3人抜きと快走した佐藤(4年)が名を連ねた。