その『PdaNet』で、Android携帯でも同じように簡単にルータ化できるアプリがリリースされました。

 まずAndroid携帯をパソコンにUSB接続し、Windowsに『PdaNet』をインストールします。これはiPhoneのジェイルブレイクよりもずっと簡単。ただ単にインストールの実行ファイルを起動してそれに従うだけですから。そしてドライバをインストールしたらWindowsの設定を入力します。USBデバッグ作業も必要になります(下画像)。

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一度インストールすると、携帯とパソコンの接続はパソコン上の『PdaNet』が管理することになるので、USBで繋いだ携帯にPdaNetのアプリをインストールしてください。あとはシステムトレイ上のPdaNetアイコンを右クリックして「Connect」をクリックすれば作業は完了です。

米Lifehackerの記者はT-Mobile G1でPdaNetを使ってみた感想を以下のように述べています。

T-Mobile G1で使ってみた結果、たしかにちゃんと作動しました。PdaNetは3GとEDGEの接続もサポートしてるので、Wi-Fi環境のあるところなら古いデスクトップでも動くんじゃないかな。

ただEDGE接続の場合、ブラウザのスピードという観点から言うと、Android携帯のキーパッドじゃどうにもならないという緊急事態でも起きない限りこれは使わないですね(3G接続の場合はもうちょっとマシだったけど)。

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Androidアプリの画面がどんなふうにデータ使用をするかスクリーンショットを掲載したかったんですけど、右の画像の通りdevelopment kitのスクリーンショットとPdaNetは同時にうまく作動しない様子です。

それから一点注意ですが、ほとんどの携帯の契約では、携帯の回線をパソコンに繋げて過剰なデータ通信をすることを禁止したりやめるよう呼びかけているので、緊急事態以外での使用は避けたほうがいいですよ。

ちなみに、iPhoneのデザリングは日本ではNGとの話がありますが、日本発売間近のAndroid携帯のテザリングについては現在のところ不明。

PdaNet for Android [June Fabrics]

Kevin Purdy(原文/訳:吉川晶子)

 

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