AI進化の次の段階は、「エージェント」が中心になりそうです。

会話ができたり、絵を描いてくれたりするだけではなく、あなたに代わってタスクを実行してくれるようなAIボットです。

AIツールが次の休暇先に近いおすすめのホテルについて教えてくれるだけではありません。予約まで代行してくれるのです。

こういったマルチモーダルなエージェントの開発にはGoogleやOpenAIなどの多数の企業が取り組んでいますが、今回、PerplexityがPerplexity AssistantをAndroid向けに発表しました(The Vergeによれば、「今のところiOSではiPhone版の実現に必要なOSへのフックがアプリに与えられていない」とPerplexityは説明しているそうです)。

無料!Androidなら簡単に設定できる

アシスタントは、Android版Perplexityのメインアプリに含まれていて、Perplexityの無料版でも、有償のサブスクを契約している場合でも使用できます

アプリでPerplexity Assistantのポップアップ広告が表示されますので、タップして有効化できます。あるいは、プロファイルの画像(左上)をタップしてアシスタントを有効に設定することも可能。

設定中に、AndroidのデフォルトのアシスタントをGoogle アシスタントやGoogle GeminiからPerplexity Assistantに変更するか確認されます。

これはデフォルト・アシスタントを変更する場合と同じ手順で、適切な設定画面が表示されます。この設定を行えば、電源ボタンの長押しなどのアシスタント用のショートカットを使っても、Perplexity Assistantを起動できるようになります。

アシスタントがアクティブなときは、音声でやり取りをしたり、指示を出したりできます。また、右下のキーボードアイコンをタップして文字入力することも可能です。

特に必要な設定はありませんが、左下の隅にあるボタンを利用してカメラモードに切り替えれば、Perplexity Assistantに周囲にあるものについて尋ねることもできます

Screenshot: Lifehacker US
Screenshot: Lifehacker US
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実際に何ができるか、試してみた
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