理想的な朝のルーティンをこなせば、達成感や充実感を持って1日をはじめることができます。
ですが、複雑なルーティンを毎日欠かさずこなすだけのエネルギーを、誰もが持っているわけではありません。
もっと気軽でミニマルなルーティンにも利点はあります。必要なのは、完璧な1つのルーティンをつくり上げることではなく、複数のルーティンをつくることなのです。
「3種類のルーティン」をつくるメリット
この問題の解決策として、redditユーザーのu/marlene-leonora氏が、3種類のルーティンを用意することを提案しています。
3種類のルーティンとは?
- エネルギーが不足している時のルーティン
- やる気満々の時のルーティン
- その中間の気分の時のルーティン
これなら、最低限のことしかできない日でも、何かしらはやり遂げたことになり、挫折感を味わうことがなくなります。
ただその日のエネルギーに合ったルーティンを選べば良いだけなのです。
「3種類のルーティン」:実践編
生来の夜型人間である筆者にとっては夜更かしをしたり、目覚めが悪い時は歯を磨き、服を着て、トーストを焼き、SNSを軽くチェックするのが最低限のルーティンです。
時間に余裕がある時は、散歩をしたり、Podcastを聴いたりしています。
そして、理想的なルーティンは、朝食の前にランニングをして、帰宅してから仕事に取り掛かるまでの間、ソファでくつろぐというものです。
このアプローチは、どんなタイプのルーティンにも適用できます。
たとえば、ワークアウトをルーティン化したい場合、重要なものと、それ以外のものに分けましょう。そして、時間がない日は、重要なものだけをこなすようにするのです。
また、毎朝仕事でタスクに追われている場合には、チェックリストをつくっておけば、ほかのことをする時間がなくても、仕事のスタートを切れます。
就寝時も同様です。疲れ切っている時は、最低限の夜のルーティンをこなしておくことで、心も落ち着き、翌朝を気持ちよく迎えられるはずです。
たとえば、食器をいくつか洗っておけば、シンクが溢れることもないし、朝食に使う食器も確保できます。
もう少し余裕がある時は、お風呂や読書、自分にとって理想的な夜の過ごし方ができるルーティンを実行してみましょう。
──2021年7月18日の記事を再編集のうえ、再掲しています。
Source: reddit