皆さん、タスク管理ツールって何を使ってますか?
GoogleTasks?Chatwork? あるいは「色んなことやってみたけど、結局紙が最強だ!」なんて方もいるかもしれません。実は僕自身もかつてありとあらゆるタスク管理ツールを試し、結果として紙に落ち着いていました。しかし、どうやらその認識を改めないといけないようです。
「Todoist」の存在を知ったからです。
紙にはもう戻れない!Todoistに惚れた理由
「Todoist」のすばらしさはホントに色々あるんですが、ざっくり説明すると以下のような部分に機能として惚れてしまいました。
- 各デバイスごとに用意されたネイティブな実装方式
- とにかく早い!軽い!そして美しい。
- 強力すぎる多数ユーザー間共有・依頼機能
- 即時有料版を契約してしまったナイスなメモ&添付機能
実際には書ききれないほど魅力が溢れかえっていて、自由に書きだすといつまでも長文を書いてしまいそうなのでひとまず4点とします。こんなに素晴らしいツールがまだまだ現場に浸透していない現実が悲しいので、なんとか伝えられるだけ伝えてみようと思います。
各デバイスごとに用意されたネイティブな実装方法
iOSアプリ、Androidアプリはもちろん、Win、Win8、Mac用デスクトップアプリも完備。ここまでは他のツールでも何とか実現しているものがあるんですが、Todoistの素敵なポイントは「Chromeの拡張機能に対応している」という点。つまり、ブラウザさえ開いていれば「タブを選ばずタスクを確認できる」 ということです。
Googleカレンダーでタスク管理している場合、タスクを確認するためにタブを移動しないといけなかったんですが、どのタブを見ているタイミングでもすぐ確認できるのはかなり重宝します。
とにかく早い!軽い!そして美しい。
もうこれは読んで字の如くですが、この手のツールによくある「英語のUIが分かりにくい、もしくは、日本語訳されたUIがなんか微妙」みたいなことがありません。そして挙動もびっくりするほどスピーディーでなにより美しく直感的。UIのお手本にしたいような素晴らしい作りには感動すら覚えます。
強力すぎる多数ユーザー間共有・依頼機能
タスク管理ソフトの課題点であった「他の人にタスクを振る」といった機能や「プロジェクトごとにタスクを管理して、担当と締め切りを管理する」といった部分ももちろんカバーしてくれています。もうメチャクチャ使いやすいです。出先でかかってきた電話で急遽発生したタスクも、そのままアプリでチームメンバーに期限付きで振って管理できるんですもの。
一歩間違うとタスクから逃げられない感がハンパない感じになりますが、まぁ便利なことは便利なのです。
即時有料版を契約してしまったナイスなメモ&添付機能
ちなみに僕はこのツールの提供元から広告費をもらっているわけではありません。が、でもどうしても言いたいので言わせてください。
有料版、契約するべきです。
使えるようになるのは「メモ機能」と「添付機能」あとアラート機能とかそんな感じのいくつかの機能がアクティベートされるんですが、なによりこの2点がアツいです。例えば「○○の原稿を作成する:X月X日」みたいなタスクを作成したとして
- 参照になるURL
- 資料の入ったディレクトリパス
- 提供先の連絡先
- ホワイトボードを撮影した写真データ
といった大事な付帯情報を、タスクに直接くっつけて管理できるんです。もちろん完了したタスクも検索できるので、もうこれだけで仕事の管理ができちゃいます。
実際のプロジェクトではChatworkとかRedmine、Backlogなんかも併用してプロジェクトは進行していきますが、「チケットにするまでもないやることリスト」の管理には本当に決定版となるツールだと思います。
いろいろと書き連ねましたが、百聞は一見に如かず。ぜひ、試してみてください!
株式会社ビットエー・blog|中村健太
Web制作会社・ビットエーに所属するWebディレクター兼CMO。現役のディレクターとして活動するかたわら、2013年からは日本ディレクション協会会長を務める。