新登場のWindows 8ストアでは数多くのアプリケーションがダウンロードできます。今回、その中でもぜひダウンロードしておきたいオススメアプリをご紹介しましょう。
・メール、カレンダー、People、メッセージング
これらのアプリはWindows 8に最初から入っている場合が多いかと思いますが、その名の通りメールやカレンダー、連絡先へのスタート画面からアクセスを簡単に可能にしてくれます。『メール』や『カレンダー』はMicrosoftやOutlook.comアカウント、Googleアカウントなどなど複数のアカウントタイプに対応。『People』はFacebook、Twitter、LinkedIn、Outlookなどとの連携が可能で『メッセージング』はMSNやFacebookフレンドへのアクセスを可能にします。
・Kindle
Windows 8用の『Kindle』アプリはSurfaceタブレット用に最適化されているのですが、Windows 8を搭載したデスクトップ、ノートパソコンでもかなり便利に使えます。Amazonアカウントを使ってログインすれば、Kindleブックへのアクセスが可能です。それらをスタート画面にピン留めしておけば読みかけの本にもすぐにアクセスすることができます。ハイライトや辞書検索、テキストや背景色、フォントサイズなど、Kindleを快適に使うためのすべての機能が搭載されています。
・Google検索
BingよりもGoogleが好き、という方であればWindows 8用のホーム画面に『Google検索』アプリの大きなタイルを配置させることができます。このアプリはシンプルな検索バーを画面に表示し、音声検索、GmailやGoogleニュース、Googleドライブ、GoogleリーダーなどのGoogleサービスへのクイックアクセスも可能にしてくれます。スタート画面にGoogle検索用のバーがあるのが理想的だとは思うのですが、その実現にはまだ少し時間がかかるのかも知れません。
・EvernoteEvernoteユーザの方であればWindows 8用の『Evernote』アプリがオススメです。メモの閲覧、編集、整理、管理がスタート画面から直接できます。このアプリでできることはウェブアプリでもできるので機能が増える、というわけではないのですが、デスクトップからブラウザを開き、ログインしてメモを開く、という手間が省けるのは魅力的です。しかも無料。手間が省ける分、作業にも集中できそうです。
・MetroTwit『MetroTwit』はライフハッカー編集部お気に入りのWindows用Twitterクライアント。スタート画面上でもデスクトップ上でも同じくらい魅力的な見映えとなっています。ストリームを横並びで表示させたり、ユーザプロフィールを閲覧したり、自分のストリームを更新したり、リストを表示させたり、管理したり、Twitterクライアントを使ってやれそうなことは全て可能となっています。無料アプリでは広告が表示され、管理できるアカウントの数も一つだけですが、5ドルのプロ版を購入すると、広告が非表示になり複数のアカウントを管理することも可能になります。
・TuneIn Radio仕事中に音楽をストリーミング再生したりインターネットラジオを聞いたりしている方も多いかと思います。ライフハッカー編集部のお気に入りのラジオサービスの一つである『TuneIn Radio』のWindows 8用アプリおよびLiveタイルを使えば、このサービスが提供しているストリーミング音楽ステーションの巨大なカタログのすべてにアクセスできます。他にもインターネット上での同時放送を行っている地元のラジオ局、ライブストリーム中のグローバルステーションも視聴できます。再生をクリックするとLiveタイルが表示され、再生中の内容が表示されるので、アプリを毎回開かなくても今何を聴いているのかを手軽に確認することができます。さらに、お気に入りの局をスタート画面にピン留めすることもできます。
・SkitchWindows 8用『Skitch』はデスクトップアプリの全ツールをスタート画面に配置。画像に注釈を追加したり編集したり、アカウントへのアップロードを管理したり、アップロード済みの画像を閲覧したりすることが可能です。またアプリを使ってウェブカメラで写真を撮影しアップロードしたり、Skitchを使ってパソコンに保存した画像を共有する前に編集作業を行ったりすることができます。
・FlightAwareスタート画面の魅力はなんといってもLiveタイルなどから情報へのクイックアクセス。旅行に出かける際、または誰かを迎えに行く必要がある場合、『FlightAware』さえあればフライト関連の情報は全て簡単に把握できます。到着時間、日付、現在地、高度や速度なども検索可能。待っている人が乗った飛行機が着陸したかどうか知りたい場合、特定のフライトに対して通知を作成することも可能なので、どのタイミングで空港へ向かったら良いのかをリアルタイムで知ることができます。フライトの遅延状況も確認できるので空港へ向かう前に状況を把握しておけます。
・XBox SmartGlassWindows 8タブレットを持っていない方でも、XBox 360をお持ちの方であれば『XBox SmartGlass』をインストールすることをオススメします。SmartGlassを使うとXBox用のサブモニターとしてパソコンの画面を使用することができるのでXBox 360でブラウザを開きウェブページを表示させたり、ゲームをダウンロードしたりすることができます。またWindows 8 PCにダウンロードした音楽や動画がある場合、XBox 360を使って簡単に大画面に表示させることも可能です。SmartGlass機能に対応したXBox 360のゲームであれば、Windows 8を搭載したデスクトップやノートパソコンからの操作も可能となります。
・Windows 8 Cheat Keys
スタート画面を含むWindows 8で変更になったすべてに慣れるまでには、しばらく時間が必要そうです。『Windows 8 Cheat Keys』はWindows 8に慣れるための手ほどきをしてくれるツール。様々なTipsや時間節約術、ショートカットなどを毎日教えてくれる心強い味方です。しばらくこのアプリと共にWindows 8を学習していれば、すぐにWindows 8の達人になれる、かも?
Windows 8 Storeには驚くほど多くのアプリがあり、この新登場のOSを快適に使うためのツールが山ほど用意されています。何か自分にとって役に立ってくれそうなアプリを見つけたら気軽に試してみて下さい。
ただし、SurfaceのようなWindows 8タブレット向けに作られすぎていたり、あまりよく知らない開発者が作成したアプリだったり、様々な理由でこの記事でカバーしきれなかったアプリも数多くあります。携帯アプリと同様、開発者が誰なのか、アプリが要請してくるパーミッションはどのようなものなのか、レビュー内容はどうか、などを事前によく確認してからインストールしてください。
またスタート画面からニュースを読んだり、ヘッドラインを見る作業はとても楽しいものでした。新聞や雑誌、テクノロジーブログ用のアプリもすでに数多く存在しています。Windows 8 Storeには続々とアプリが追加される予定ですから、お気に入りのウェブサイト用のアプリが今日は見つからなかったとしても、そのうち追加される可能性も高いです。長く楽しめそうですね。
Alan Henry (原文/訳:まいるす・ゑびす)