最近寝付きが悪いという人はいませんか?
「Psychology Today」によると、ベッドに入って30分以上経っても眠れない時は、違う部屋に移動すると幾分かリラックスできるそうです。
眠れない時にベッドから出るなんて、感覚的には逆なのではないかと思うのが普通です。しかし、実はこれがベストな行動なのだそうです。
ベッドに横になって30分以上経っても眠れない場合は、無理に横になり続けずに、寝室を出て別の部屋でリラックスできることをしましょう。ベッドは睡眠するか愛を確かめるかだけに使ってください。
これは「刺激制御」と呼ばれます。ハーバードメディカルスクールの研究で有効だと立証された、Jacob博士のプログラム「不眠症のための認知行動療法」の主要な療法のうちの一つです。
効果は高く、10,000人以上の被験者に対して、90%もの成功率でした。そして被験者のうち85〜90%は、睡眠薬を減らしたりまったく使わないで済むようになりました。
基本的に眠れない時は、ずっとベッドに横になっているような無駄なことは止めて、しばらく起きていましょう。
眠れない、寝付きが悪いなどの睡眠トラブルがよくある人は、以下のリンク先のPsychology Todayの記事(英語)を参照してみてください。
睡眠環境を整えたり、毎日決まった時間に寝るようにするなど、他にも快眠に役立つアイデアが載っています。
Increase Longevity with Seven Hours of Sleep | Psychology Today
Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)
Photo by Sarah.