Facebookの新しいタイムライン機能が全ユーザに適用されましたが、先に使っているアーリーアダプターが使えるテクをいくつか発見しています。そこで今回は、カバー写真からプロフィール写真を切り取る方法や、カバー写真の中にプロフィール写真を入れ込む、オシャレなピクチャー・イン・ピクチャーの方法などをご紹介していきましょう。この写真関係のテクには大きく2つのやり方があります。1つはPhotoshopを使うやり方、もう1つはPhotoshopを使わないやり方です。
■Photoshopを持っている人
Photoshopを持っている人は「Ausgetrock.net」のデザインチームが提供している、Photoshopのテンプレートとアクションのセットをダウンロードして、写真のサイズをそれで測れば楽勝です。カバーとプロフィールの写真を一体化させたい人は、左下にプロフィールにしたい写真があるようなサイズの大きな写真を用意しましょう。左下のプロフィール部分に、別の今の自分の写真を重ねることもできます。
カバーとプロフィール写真を一体化させたい人は、Phoshopのテンプレートを開き(Facebookのプロフィールページのようなもの)、そこに写真をペーストして、プロフィールの枠内にプロフィール写真にしたいものが入るように位置を合わせ、2つの画像を作成するPhotoshopのアクションを実行します。1つはプロフィール用で、もう1つはカバー用です。それぞれのサイズをきちんと測って切ってくれるので、アップロードした後もサイズはピッタリ。上のデモビデオから作業の流れが分かるので、英語のみですが、参考にしてみてください。
■Photoshopを持っていない人まず最初に、無料の画像編集ソフト『GIMP』を使っている人は、米LH読者のAaron118さんがXCFのテンプレートを共有してくれているので、これでタイムラインのカバー写真が簡単に作れます。他の画像編集ツールを使っている人は、以下の手順を試してみてください。
手動でやる場合は、多少試行錯誤することになると思います。基本的には、大きなカバー写真は851×314ピクセル、プロフィール写真は125×125ピクセルで大丈夫ですが、Facebookはプロフィール写真に最低でも180×180ピクセルは必要だと言っているので、それに合わせてここではそのサイズで作成します(プロフィール:180×180ピクセル、カバー:1225×452ピクセル)。これなら、高画質でFacebook指定のサイズで正しくアップ可能です。いずれにしても、正しいサイズにきちんと切ることが重要になります。
次に写真の加工の手順です。
- カバーとプロフィールを一体化させたい人は、どちらにも使える写真を探します。大きくて画質も良く、ある程度余裕のあるサイズがいいでしょう。サイズは少なくとも1225×508ピクセル必要ですが、幅にはもう少し余裕があった方がいいです。特に、その写真の一部をプロフィール写真として使う場合は、その位置合わせをするだけのサイズの余裕が必要になる場合があります(上のデモビデオのスパイダーマンのように)。写真が小さすぎる場合は、サイズが足りないままになるかもしれません。
- プロフィール写真として使いたい部分を、四角く切り取ります。例えば、上のデモビデオの中では、スパイダーマンの顔を使っています。必要であれば画像全体をリサイズして、プロフィール写真を180×180ピクセルにします。
- 180×180ピクセルに切り取ったら、プロフィール写真として保存します。一旦プロフィール写真を保存したら、元の画像に戻ってアンドゥを実行し、フルサイズの画像に戻します。ただし、プロフィール画像の選択範囲はそのままにして、まだ選択範囲を解除しないでください。フルイメージの画像のうち、どの範囲がカバー写真として必要かをそれで判断していきます。
- 180×180ピクセルの選択範囲の左辺をつかんで、左にドラッグしながら80ピクセル引き伸ばします。これで、選択範囲は220×180ピクセルになります。今度は選択範囲の下辺をつかんで、下にドラッグしながら56ピクセル引き伸ばします。これで、選択範囲は220×124ピクセルの長方形になります。この時、選択範囲自体が動いてしまわないように、あくまでも選択範囲の左辺と下辺だけを伸ばすように注意してください。
- 今度は選択範囲の右辺をつかんで、右にドラッグしながら横幅が1225ピクセルになるまで選択範囲を引き伸ばします。次に選択範囲の上辺をつかんで、上にドラッグしながら高さが452ピクセルになるまで選択範囲を引き伸ばします。その選択範囲で画像を切り取り、カバー写真として保存します。
- プロフィール写真とカバー写真、2つの画像をそれぞれFacebookの所定の位置にアップロードします。これで、フレンドがうらやむようなすてきなFacebookページの出来上がりです。
すべてのサイズをきちんと正しく切り取ることができれば、冒頭画像のように、大きなカバー写真の中にプロフィール写真も一体化された、すてきなFacebookページに仕上がりますよ。うまくいかなかったら、何度か試してみるか違う画像で試してみてください。画像編集に慣れていない人は、多少練習が必要かもしれません。
また、大きな画像(しかもスパイダーマンが入っているような)が見つからず、横幅や高さが足りない場合は、スタンプツールで画像を複製しながら拡張したり、別の写真を合成・合体させて大きくしてもいいでしょう。それが嫌な場合は、新しく別の大きなカバー用の画像を探さなければなりません。画像は大きければ大きいほどいいです。
ナイスでクールなFacebookのカバーとプロフィールのできた人は、ぜひともコメント欄で自慢してください!
Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)