Macで何らかの作業をしていて変更を加えるときなど、こんなダイアログが出ますよね。
例えば、このような二択の選択肢の場合、大抵ショートカットが用意されています。「OK」もしくは同意語の場合は「return」キー、「キャンセル」もしくは同意語の場合だと「esc」キーで選択が可能です。ショートカットのおかげでいちいちキーボードから手を離してマウス、トラックパッドでカーソルを移動させることはありません。でも、3択の時は?
そう、こんな3択の時は「保存しない」を選ぼうと思うと、キーボードから手を離してカーソルを移動させる必要があります。気持よくキー入力している時って、キーボードから手を離したくないものです。こんな時、キーボード上で操作を可能にするミニハックがあります。
設定方法
「システム環境設定>キーボード」選択し、「フルキーボードアクセス」の「すべてのコントロール」にチェックを入れる。
これで設定完了です。では、先ほどの3択のダイアログをもう一度見てみましょう。
選択されている選択肢の縁が青っぽくなっています。後は、「tab」キーで移動し、「space」キーで決定しましょう。これで、ダイアログが出たときにキーボードだけで操作ができるようになります。また、「tab+shift」キーで戻ることが可能です。
ちなみに、フルキーボードアクセスに対応したアプリなら、ダイアログの他、チェックボックス、プルダウンメニューなどでも「tab」キーで移動することができますよ。
(ドサ健)