Windows/Mac/Linux:『Komodo Edit』は、多種多様のスクリプト言語に対応し、パワフルなカスタマイズオプションやアドオンオプションも用意されている無料のクロスプラットフォームテキストエディターです。まだ試したことのないコーダーの方は、是非チェックしてみてください。
ある程度コーディングを行なっている方ならば、お気に入りのテキストエディターの一つや二つあるかと思います。米Lifehacker編集部的にはWindows用なら『Notepad++』、Mac OS X用なら『TextMate』がオススメですが、直感的操作が可能なインターフェースを持ち、WindowからMac、Linuxなどへジャンプできるエディターをお探しであれば、Komodo Editがオススメです。
また、JavascriptやPHPだけでなくRubyやPythonも使うことがあり、将来的にはPerl、Tlcなどもやってみたい...と思っている方であれば、マルチ言語対応なのも嬉しいところ。構文の色分け、自動完了、ヘルプなどの機能も搭載されています。
Notepad++やTextWranglerほど、迅速でシンプルで軽量というわけではないですが、Komodoにはファイルや特定のコードをプロジェクトにグループ分けできる、IDE的な機能が搭載されているので、それらの機能を使う方であれば、Komodo Editの方が便利だと感じるのではないでしょうか。また、右のパネルにあるツールボックスから頻繁に使うスニペットやマクロ、コマンドなどへアクセスできるので、ワークフローをかなりスピードアップすることが可能です(XML文字エンコーディングのスニペット用などに便利)。
さらに特筆すべきは、Komodo Editのプラグインシステム。Firefox的なアドオンを用いて、自分の使い方に合わせてプログラムをカスタマイズすることができます。使用するプログラム言語のクラスリストや機能をサイドバーに追加したり、特定のフレームワークへのサポートやカラーコーディングタブ用のアドオン、複数のタブを同時に終了するアドオンなども追加可能です。
リモートサーバにあるファイルを同期したり、編集できるビルトイン機能などもかなり便利ですが、より強靭なツールをお探しであれば、有償にはなってしまいますが、Komodo IDEもオススメです。
Melanie Pinola(原文/訳:まいるす・ゑびす)