Photo by Kevin Lawver.
毎日、眠気やだるさと戦うビジネスパーソン。
朝に、昼下がりに、残業前に...と、気づけはカフェインを過剰に摂取して、なんとなく元気を取り戻している気になっていたりしませんか? そんなアナタにちょっと残念な(?)ニュース。なんと、プラシーボ(偽薬)効果により、実はノンカフェインでもシャキっと目が覚めるんだそうです。
カフェインを日常的に摂取している被験者16名に対して、米国の研究チームがある実験を行いました。被験者を2つのグループに分け、片方のグループに1日1回400mgのコーヒー2オンス(約566ml)のコーヒー(カフェイン含有量400mg)を、もうひとつのグループには偽物のコーヒーを与え、これを3週間継続させたのち、本物と偽物を変えてさらに3週間、実験を続けてみたそうです。
その結果、いずれのグループにも、生理的にも感覚的にもたいした違いは認められなかったとのこと。本物にしろ偽物にしろコーヒーを飲むと脳への血流が変化し活性化される一方、時折頭痛になったり、集中力が落ちたりすることもあったのだそうです。
カフェインを過剰摂取するとかえってイライラの元になることもあるそうです。健康のためには、たとえば、コーヒーをタンポポコーヒー(タンポポの根や葉を細かく刻んで乾燥させたもの)に変えて、自分をうまくダマしてみるのも一法かもしれませんね。
詳しい調査結果はこちらのページ(※PDF)でもどうぞ。
It May Not Be Caffeine Keeping You Awake [via Source]
Kevin Purdy(原文/松岡由希子)
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