タイトル見て何のこっちゃ、
と思った方が、大半だと思います。
古いレコードプレーヤーを持っている
という話をしたことがありましたね。
CDプレーヤーが逝った話のついでに
させていただいたんですけど。
そいつがね、
レコードの再生を終わっても、
針が戻らなくなってしまったんですよ。
リニアトラッキングといって
アームが水平移動して、
針がレコードの溝を
常に同じ角度でトレースする
仕組みのモノなんです。
ソレがどういうことかは、
理解してませんが。
アームを人力で戻すこともできません。
モーター音は、
ずっと鳴り続けているんです。
つまり、針が、
元の位置に戻っていないことを
機械はわかっている、
ということですね。
電気系統では、ないな
とふんだわけですな。
だったらば、と調べてみることに。
針を上げたまま、送ったり戻したりする
ボタンがあるので、確認のため
動かしてみると
やはり、送れるけど戻ってこない。
何か、微妙な症状です。
要は、どんな方法で
アームを駆動しているのか、
ということですね。
意を決して、上蓋についている
駆動部のカバーをはずしてみました。
チューナーの同調の仕組みと
同じみたいですね。
この糸で、駆動しているようです。
これなら、伸びたりしないですよね。
滑ることはないでしょう。
患部はこれではない。
さらに良くみると、
ありましたね。
糸を駆動する白いギアは、
ゴムベルトで駆動される
ウォームギアを介して
モーターで動いていました。
写真でも、チョット
たるんでるように見えるでしょ。
なぜに、劣化するゴムを使ってる?
せめて、コグベルトなら、
滑らないのになあ。
とりあえず、外してみました。
のびている、といえばのびている。
変形もしてますね。
放置していたわけでもないのですが・・。
テンションが足りずに
空回っていたようです。
直径25mm、太さ凡そ1.5mm。
こんな部品、無さげな予感。
と思って調べてみれば、
有るやん!
規格としては、直径25mm、1.6mm。
「Technics SL-5 カートリッジ駆動用」
と明記してあるサイトもありました。
さっそく、注文しちゃいました。
ベルトだけだと送料かかっちゃうので、
ついでにレコードクリーナーとか
針クリーナーとかも・・。
届くのが楽しみです。
でわ、また。