内容説明
皇都動乱を治めたアレンは、ティナたちの母・ローザの過去に迫る。歴史の真実が隠された『シキの書庫』を求め、始まりの地・北都へ。「き、来ちゃいましたっ!」そこに重大な任務を携えたフェリシアがやってきて!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
19
皇都で精霊教使徒次席のイオを下したアレンたち。そこで遺された情報が真実が隠された「シキの書庫」の存在を指し示す第18弾。ティナたちの母・ローザの過去や精霊強の陰で暗躍する黒幕の真の目的を求めて、始まりの地である北都に向かう一行。書庫捜索に動き出すアレンたちと、精霊教首座アスターの運命が交錯する中、魔王から手紙を託されたフェリシアとアンコさんが思わぬ存在感を見せてくれましたね。ヒロインたちのアレンを巡るバトルは相変わらずで、リンスター・ハワード両公爵家のメイドさんたちは曲者揃いだな…としみじみと思いました。2025/01/20
rotti619
8
ステラ・ティナの母であるローザ・ハワードの死の足取り、また黒扉と儀式場を追って、シキの地に赴く赴くお話。表紙はフェリシアだが、その雰囲気の違いについては本編で明かされている。一度北都に寄るので、1巻以来のハワード家滞在が描かれており、当時との差についてティナと語り合うシーンは今巻名場面の1つとなっている。今まで伏せられていた謎(特に名字について)がかなり明かされ、また重要人物の退場も相次いでいることから、最終局面が近付いている事が予見される。最終盤で語られる、リディヤの真の願いの切なさがまた良かった。2025/01/22
Merino
3
★★★★2025/01/21
むさ
2
ここ数巻この世界の謎と敵の目的に迫る大変真面目でシリアスな展開が続いてるはずなんだけど並行してアレンにいかにして褒賞を取らすか策略コメディも展開してて重くなりすぎず楽しいw だいぶラスボスに近づいてきた感はあるので世界の行く末とアレンの立場がどうなるか楽しみですね。2025/02/21