群馬県渋川市内で2024年10月、現金約1800万円が見つかった事案で、持ち主が今月10日までに見つからず、所有権が県に帰属したことが14日、分かった。

 県警会計課によると、現金は同年10月上旬、同市の70代男性がビニール袋に入った状態で見つけ、同7日午後に渋川署に持参した。現金を数え終えた10日に、同署が受理していた。

 同課によると、保管期間の3カ月が満了した今月10日までに、持ち主と思われる問い合わせはなかった。