活動家、ダーウィンの墓に落書き 英
【ロンドン・ロイター時事】ロンドンのウェストミンスター寺院で13日、環境活動家2人が、「進化論」で知られる英科学者チャールズ・ダーウィン(1882年没)の墓にスプレー塗料で落書きして逮捕された。大きな損傷はないとみられ、同寺院が修復作業を進めている。
2人は化石燃料の使用に反対する環境団体「ジャスト・ストップ・オイル(石油をやめろ)」のメンバーで、墓の石板にオレンジ色のスプレーで「1.5度は死んだ」と記した。地表の平均気温は昨年、抑制目標である産業革命前比1.5度を初めて上回った。
ウェストミンスター寺院には、科学者アイザック・ニュートンや宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士も埋葬されている。