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2023年9月29日金曜日

映画「春画と日本人」上映会 刑法175条(わいせつ表現規制)について考える

映画「春画と日本人」上映会
 刑法175条(わいせつ表現規制)について考える

日時:2023年9月29日(金)15時~17時
場所:参議院議員会館 講堂



 ドキュメンタリー映画「春画と日本人」の上映を通じて、刑法175条(わいせつ表現規制)のあり方について考えようという企画を参院会館で開催しました。近代以降の日本で、なぜ2015年まで春画の本格的な美術展が開催できなかったのか、これからの刑法175条はどうあるべきなのかについて、監督の大墻敦さんと参院議員の山田太郎さんが、会場の専門家とともにトークしました。



 また、今年公開される映画「春の画 SHUNGA」「春画先生」のプロデューサーである小室直子さんより、春画をとりあげる際の現在のメディアや展覧会の状況についてもご紹介をいただきました。(映画公開記念「銀座の小さな春画展」が10月21日よりギャラリーアートハウスにて開催)




事務局:
 特定非営利活動法人うぐいすリボン


映画紹介「春画と日本人」
21万人が熱狂した「春画展」
 日本初の大規模な春画展が、2015年9月、東京の小さな私立博物館「永青文庫」で開幕した。国内外で秘蔵されてきた貴重な春画約120点を一堂に集めて展示する画期的な試み。それまで年間2万人の来館者だった永青文庫に、3ヶ月の会期中に21万人が押し寄せた。女性来館者55%、5人に1人が図録を購入するという異例の記録を打ち立て、美術界の話題をさらった。
 開催までの道のりは困難を極めた。当初は、ロンドンの大英博物館で成功を収めた「春画展」の日本巡回展として企画されたが、東京国立博物館をはじめ国内の公私立博物館20館へ打診しても不調に終わった。海外で美術品として高く評価されている春画の展示が、なぜお膝元の日本ではすんなりと成立せず、小規模な私立博物館での開催となったのか。なぜ21万人もの熱狂的な観覧者が訪れたのか。映画は、展覧会を成功に導いた人々とともに「春画と日本人」をめぐる謎に迫っていく。



【作品情報】
監督・撮影・編集・製作著作:大墻敦
ナレーター:濱中博久
音楽:矢部優子・池田陽子・長谷川美鈴・長谷川武尚
サウンドデザイン&ファイナル・ミックス:Mick 沢口
カラー・グレーディング:堀井伊玖磨
アシスタント・プロデューサー:中澤祐子
協賛:国際日本文化研究センター
協力:国際浮世絵学会・文化資源学会
宣伝・配給:ヴィジュアルフォークロア 
【出演】
小林忠(国際浮世絵学会会長)、浅野秀剛(国際浮世絵学会理事長)、木下直之(東京大学文化資学研究室教授)、石上阿希(国際日本文化研究センター特任助教)、浦上満(永青文庫春画展実行委員、古美術商)ほか [肩書きは取材当時]
【クレジット】
文化記録映画『春画と日本人』
キネマ旬報ベストテン2018年文化映画第7位
製作年:2018年
製作国:日本
上映時間:87分
公式サイト:
コピーライト(C)大墻敦



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2019年11月24日日曜日

トークイベント「わいせつ表現規制を考える」②

トークイベント
 シリーズ「わいせつ表現規制を考える」
 第2回「長い闘いには若い人が必要だ」



 刑法175条「わいせつ物頒布等の罪」を中心に、わいせつ表現規制の問題について、NPOうぐいすリボン理事の荻野幸太郎とゲストがトークを繰り広げます!

 第2回目のゲストは「早稲田大学エロ漫画研究会」の皆さん。東京都の不健全指定図書を取り上げる読書会の開催や、国連児童権利委員会への意見書提出に関わってきたこれまでのエピソードを振り返りつつ、ワイセツ規制の見直しを目指す取組みについてお話をうかがいます。また、昨今の性表現規制問題とジェンダー・セクシュアリティ関係の社会運動との乖離についても、トークを展開する予定です。

【出演者情報】
 ゲスト:早稲田大学エロ漫画研究会から
 司会:荻野幸太郎(うぐいすリボン理事)

【開催日時】
 2019年12月7日(土)
 開場時間 18:00
 開演時間 18:30

【会場】
 高円寺パンディット

【参加料金】
 前売料金 ¥1500(+要ワンオーダー)
 当日料金 ¥2000(+要ワンオーダー)




皆様へのお願い
「表現の自由」のための活動を継続するために、皆様からの寄付を必要としています。クレジットカード、銀行振込、ゆうちょ振替で簡単に決済できます。ぜひ御協力くださいませ。今年度からは主な活動の一つとして、刑法175条の問題に取り組んでいます。

2019年10月19日土曜日

トークイベント「わいせつ表現規制を考える」①

トークイベント「わいせつ表現規制を考える」
  第1回「そろそろ刑法174条(公然わいせつ)と175条(わいせつ物頒布)を見直しませんか?」



 刑法175条「わいせつ物頒布等の罪」を中心に、わいせつ表現規制の問題について、NPOうぐいすリボン理事の荻野幸太郎とゲストがトークを繰り広げます!
 第1回目のゲストはライターの松沢呉一さん。これまでポルノやセックスワークの規制問題について積極的に発言してきた松沢さんに、現在Web連載中の「そろそろ刑法174条(公然わいせつ)と175条(わいせつ物頒布)を見直しませんか?」についてお話をうかがいました。

【出演者情報】
ゲスト:松沢呉一さん(ライター)
司会:荻野幸太郎(うぐいすリボン理事)

(撮影:永山薫)

イベント振り返り:
 ■ 「わいせつ表現規制を考える@高円寺パンディット」で考えたこと (松沢呉一)
 ■ よその国の現実を知りたい 他国を手本にせずに参考にする(松沢呉一)

【開催日時】
2019年10月19日(土)
開場時間18:00
開演時間 18:30

【開催場所】
高円寺パンディット

【参加料金】
前売料金 ¥1500(+要ワンオーダー)
当日料金 ¥2000(+要ワンオーダー)




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