「ニュース特化から“情報キュレーション”アプリに」 Gunosyがプラットフォーム構想を発表
Gunosyの福島CEOが、「Gunosy」アプリのプラットフォーム構想を発表。“脱”ニュースキュレーションアプリを図り、アプリ上で旅行の予約や商品の購入、マンガの閲覧などをできるようにする。
Gunosyを5000万人が生活する都市に――Gunosy CEO福島良典氏が、ニュースキュレーションアプリ「Gunosy」のプラットフォーム化を発表。「スマホ・ポータルを再定義する」と語る福島氏は、Gunosyを生活をより便利にするさまざまなサービスを利用できるポータルの入口と捉え、魅力的なサービスの提供を続けることでさらなるユーザー獲得を目指す方針を示した。
Gunosyは2011年10月にリリースされたニュースキュレーションアプリ。2014年11月時点で700万ダウンロードを突破するなど、多くのスマホユーザーが利用している。そのGunosyが新サービスプラットフォーム「Gunosy Platform」と、その提携モデル「G Development」を新たに展開する。竹谷祐哉COOが「ニュースキュレーションから情報キュレーションサービスになる」と語るように、今後は旅行、買い物、ラジオ、マンガなど生活に関わるあらゆる分野の情報を扱い、それらの購買、予約、コンテンツ視聴などをGunosyアプリ上で全て行えるようにしていく。まずはパートナー企業11社14サービスと提携し、12月以降順次提供を開始する。
提携するサービスは、エンターテイメント分野ではau、E★エブリスタ、radiko.jp、旅行分野ではDeNAトラベル、ショッピング分野ではRECLO、クーポン分野ではグルーポン、生活分野ではNEARLYなど。
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