最近のAI音声合成技術は凄まじいものがあり、「これマジで機械が喋ってるの?」ってくらいクオリティが爆上がりしております。
で、こうした入力文字読み上げソフトを利用したゲーム実況やショートムービーを配信する人も増えてますね。
いわゆる「ゆっくり動画」などと呼ばれるシーンでは、合成くさい棒読みの方がいい!というこだわり配信者も多いみたいなんですが、実際のところ棒読みばっかだと飽きますよね。適度に抑揚があって、できればちょっとした感情表現もされている声の方が親しみやすいと思います。
いわゆるボイスロイドソフト(ソフトウェアトーク)は、キャラが立った感情表現が欲しいというユーザーのニーズにがっちりマッチして、独自の進化を遂げています。その代表的ソフトが「VOICEPEAK」です。
声優さんの声で感情表現まで
昨年春に登場した「VOICEPEAK」は、男女各3人の声をインストール。文章や言葉をテキスト入力すると、これが人間が話しているのとまったく同じように読み上げてくれるのです。喜怒哀楽もきちんと表現し、操作も非常にイージー。動画制作の新たなトレンドになるほど影響力があるソフトとなっています。
その後、「VOICEPEAK」はキャラクターシリーズとしても発展し、人気声優を起用した「VOICEPEAK 邪神ちゃん」や「VOICEPEAK 東北きりたん」、「VOICEPEAK 小春六花」、「VOICEPEAK 音街ウナ」などがリリースされています。そこに今回は「VOICEPEAK 東北イタコ」と「VOICEPEAK 京町セイカ」がラインナップとして加わります。
東北イタコは東北ずん子や東北きりたんのお姉さんにあたるキャラで、『アイマス』の矢吹可奈役などを務める声優の木戸衣吹さんが担当。落ち着いた大人っぽい声が特徴になっています。
感情表現は通常読み上げのほか、「あまあま」「大人」「ヒソヒソ」「パワフル」「ツンツン」の5種に対応。おまけとして声優伊藤ゆいなさんによるかわいらしい「VOICEPEAK ずんだもん」と、古賀明さんによる低音の「VOICEPEAK フリモメン」を収録。
京町セイカは同じく『アイマス』の小早川紗枝役の声優立花理香さんが担当。明るく聴き取りやすい声が特徴で、「楽しみ」「怒り」「悲しみ」「ほんわか」「遠い目」という5種の感情表現に対応しています。おまけとして「VOICEPEAK フリモメン」が収録されています。
声質をチェックしてみて、気に入ったらゲットしてみてもいいかも。なんたってあんなことやこんなことも自由に喋らせることができますからね…あ、でも良識の範囲でどうぞ。
Win、Mac、Linuxのすべてに対応。発売は10月5日、価格は各1万3800円です。