インターフェイス的にもマッチしてるかも。
1990年にKORGから発売されたデジタルシンセサイザー「Wavestation」が、iOSアプリ「KORG iWavestation」として装い新たに登場しました。「ARP ODYSSEi」の流れ、キてますね。
こちらはKorgによる「KORG iWavestation」のプレイ動画。
オリジナルの「Wavestation」は、基本波形を連結させ新たな原音波形を作り出すベクトル・シンセンス(KORGではAVシンセンス)機能や、フィルターでは表現不可能なステップ感を生み出すウェーブシーケンスなど、シンセ史に強烈なインパクトを与えました。MS-20やPolysix、M1と同じく、KORGのソフトシンセ群「KORG Legacy Collection」にも含まれる名機です。
今回のアプリ版は先のソフトシンセ版をブラッシュアップしたもので、UIを再設計しタブレットならではの直感的操作性を大事にしたとのこと。実際のところWavestationの操作性は良好とは言いがたいもので、それがハードルとなってマニア向けなんて言われていました。アプリ化にともない使いやすくなったのならば、この機会に挑戦してみるのも一興ですね。お値段は2,400円です。
そういえば先日、Macの起動音がオサラバしたなんてニュースもありましたが、Musicthingによるとあの「ジャーン」はWavestationでCメジャーを弾いた音が元になっているとのこと。
Quadra 700の起動音で初めて使われ、その後年代ごとにマイナーチェンジされていましたが、1997年にスティーブ・ジョブズがAppleに復帰した際に統一されたようです。
もっと読む:
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・さぁ、『千のナイフ』を弾こう。KORG Arp OdysseyがiOSアプリ「ARP ODYSSEi」に!
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souce: iTunes, YouTube, Musicthing
参考: YouTube 1, 2
(ヤマダユウス型)