万物は流転し、全ては変化します。
インド映画だって、例外ではありません。インド映画というとボリウッドと呼ばれる歌と踊り満載のミュージカルチックなムービーという印象が強いですが、この「ROBOT」は予告編を見る限りは、割とSFXもしっかりしているし、ノリもクールな印象。
なんだかハリウッドみたい。普通の映画として楽しめそうです。もちろん歌や踊りも入っているようですが、これも単に明るく騒いでいるというわけじゃなくて、ちゃんと意味があるそうで...blogs.comによると、
インドは映画も小説も日本の侘び寂びと同じような
「navrasa(9つの情緒)」という文学的価値観に基づいてるんだよ。
一言で言えば、喜怒哀楽全部入ってないと芸術的価値はない。
しかし映画は時間の制約がある。
だから登場人物の生い立ちや、人間関係の細やかな変化とか、
言語化できない部分を歌+映像ではしょって抽象的に表現するんだよ。
とのことで、インドならではの哲学や文学的な伝統が反映された結果なようです。
やっぱインド深いわ。
[インドが本気出して作った映画「ROBOT」が凄くて本気で見てみたい:小太郎ぶろぐ
2chのスレッド「インド人だけど質問ある?」でインドの実情を学ぶ:blogs.com]
(いちる)