どうも、ブログサポーターがみたか(@gamitaka02)です。
サーバー引越し及び、SSL化をお手伝いさせていただいた方からよく質問をいただいたので、検証してみました^^
このブログでも最近行った常時SSL化ですが、httpからhttpsになるとGoogleサーチコンソール(旧ウェブマスターツール)にhttpsの方を新しく登録する必要があります。
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この記事の目次 [表示する]
SSL(https)化した後のサーチコンソール
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プロパティがダブっている。
SSL(https)化が完了した直後のサーチコンソールのプロパティはこんな感じで、httpとhttpsのドメインが混在しています。
その時に、「もうhttpsで運用しているから、httpの方は消してもいいかな?」と思ってしまうのもわかりますが、それはもう少し待っていただきたい。
httpの方のプロパティをすぐに消してはいけない理由
httpsにリダイレクトしてるし、ダブってる「http」のプロパティはもういらないと思われがちですが、Googleの検索エンジンにインデックスされたものというのはすぐに無くなりません。
サーチコンソールのインデックスは、常時SSL(https)を登録した後じわじわと切り替わっていくので、検索結果にはしばらくのあいだはhttpから始まるURLが表示されそこからブログにアクセスされることもあります。
そのhttpで表示された、検索結果からのアクセスを確実にhttpsに送るためにリダイレクトの設定をします。
SSL(https)後の検索アナリティクスの推移
それでは、SSL(https)後の検索アナリティクスの推移を、
- httpsの検索アナリティクス
- httpの検索アナリティクス
両者のグラフでみていこうと思います。
SSL(https)のサイトを登録後の検索アナリティクス
テキストで書いてもわかりにくいので、検索アナリティクスの変化を見ていきましょうw
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httpsのサイト登録時
9/12日に当ブログ「がみたか. com」を常時SSL(https)化をして、サーチコンソールにも登録します。
当然それ以降はそっちがメインになるので、緩やかに数日かけて表示回数&クリック数が増えていきます。
httpsにリダイレクト設定をした後の「httpの検索アナリティクス」
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httpのサイト登録時
httpsの登録をした日から、緩やかに検索アナリティクスは下がっていきます。
両方(https&http)のグラフを重ねてみる
httpsのグラフが上がり、httpが下がっている期間を合わせると、トータルで同じぐらいになります。
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両方を重ねたグラフになります。
重ねてみるとこんな感じです。
プロパティを削除したからといって、急にゼロになるようなことはないと思いますが(^_^;)
httpは10日程度では完全にゼロにならない
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httpのグラフ(10日後)
常時SSL(https)化が完了してから10日経ってもhttpの方は検索結果に表示され、クリックされています。
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結論:httpsを登録したあとでもhttpは残しておこう
回数としてはたったの1回とか5回ですが、表示される限りクリックされてアクセスされる可能性があるので、貴重なアクセスであることは間違いありません。
特に自分でサービスを持っていると、この1pvがコンバージョンに繋がる可能性があるので、httpのプロパティも残して置いたほうが良いと言えるでしょう。
プロパティを削除しても、インデックスがすぐに無くなるとは思えませんが、残しておくことで検索クエリは確認することができるので、httpの方は完全にゼロになるまでは残しておいたほうが良いでしょう。
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まとめ
サーチコンソールは1アカウントあたり1,000サイトまで登録できるで、1つや2つサイトが増えたからといって無理に消す必要はないと思います。
まあ、それを言うと元も子もないのですが、常時SSL(https)化にしてもhttpのプロパティは残して置いても害は無いので、完全にゼロになるまで放っておきましょう。
それでは、今回はこの辺で!また次の記事でお会いしましょう^^
PS.
2017年の後半より、Xサーバーだけでなくロリポップやさくらサーバーでも無料SSLを設定することが可能になりました。
そんな常時SSL(https)設定サービスも提供しています!
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常時SSL化をしたことによってTwitterなどで目にする「検索順位が下がった」とか「アクセスが減った」という投稿を目にしますが、僕が設定させていただいたお客様からはそういうお話をお聞きしていないので、比較的安心かと思います。
また、落ちた順位を再び上げるということまではできませんのであしからず…(^_^;)
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