東洋大姫路・岡田監督「初出場くらいの気持ち」母校のユニホームで聖地へ 21世紀枠の壱岐と初戦

 抽選会に臨む東洋大姫路・岡田監督
 対戦が決まり、ポーズをとる東洋大姫路・渡辺主将(右)と壱岐・浦上主将
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 「選抜高校野球・組み合わせ抽選会」(7日、オーバルホール)

 第97回選抜高校野球大会(18日開幕・甲子園)の組み合わせ抽選会が7日、大阪市内で行われた。

 母校のユニホームをまとい、元履正社で東洋大姫路(兵庫)の岡田龍生監督(63)が聖地に帰還する。組み合わせ抽選会を終えると感慨深げな表情を浮かべ、来る戦いを見据えた。

 「6年ぶりに(甲子園に)復帰して緊張感というかね。初出場くらいの気持ちですね」

 2020年の交流試合を除くと、2019年の、履正社での夏の甲子園優勝以来となる甲子園。春夏13度の甲子園出場を誇る名将であれど胸の高ぶりを抑えきれなかった。

 大会3日目第3試合の初戦の相手は21世紀枠の壱岐(長崎)。九州大会でも8強入りするなど侮れない実力を持つ。履正社時代の14年春には21世紀枠だった小山台と対戦して11-0で快勝するも序盤に苦戦。「全然打てなかった。応援がすごかったですね」と21世紀枠との試合の独特な雰囲気を警戒した。

 昨秋神宮大会4強に導いたプロ注目右腕の阪下漣投手(2年)をはじめ、投手陣の調整は順調。「一冬を越えると秋とはずいぶん変わる。これで日程も決まりましたので万全な状況でやりたい」と指揮官。優勝候補として同校初の春の頂点に挑む。

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