ツイッター従業員が集団脱出、マスク氏が求める「極端な激務」拒否

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
マスク氏が求める「極端な激務」を拒み、退職を選ぶツイッター従業員が続出している/Mike Blake/Reuters

マスク氏が求める「極端な激務」を拒み、退職を選ぶツイッター従業員が続出している/Mike Blake/Reuters

ニューヨーク(CNN Business) 米ツイッターで再び従業員の集団脱出が起きている様子だ。複数の従業員や元従業員によると、経営者のイーロン・マスク氏が突き付けた同社に残るための条件を拒み、退職を選ぶ従業員が続出している。

マスク氏は同社に残る条件として「極端な激務」を約束するよう迫り、それができなければ退職するよう求めた。従業員は返答期限が迫った17日午後、敬礼の絵文字を投稿し始めた。同社ではこれが退職の合図となっている。

複数の従業員によると、社内のスラックのチャンネルも、同日午後5時の期限を前に、従業員が投稿した敬礼の絵文字でいっぱいになった。

マスク氏は従業員に宛てた前日の電子メールで、17日午後5時を期限として、条件を受け入れて同社にとどまるか、実質的に退職するかの選択を迫る最後通告を突きつけていた。

最近退職した元幹部は、17日の従業員の退職を「集団脱出」と形容している。

同社に残ることを選んだ従業員には17日夕刻、電子メールが届いた。CNNが入手したこのメールのコピーによると、オフィスが一時的に閉鎖され、バッジによるアクセスを21日まで制限するという内容だった。ツイッターは今月初めに従業員を大量解雇した際も、安全上の懸念からオフィスを一時的に閉鎖していた。解雇を通告された従業員が破壊行為を試みることに対する懸念もあったと思われる。

メールマガジン登録
見過ごしていた世界の動き一目でわかる

世界20億を超える人々にニュースを提供する米CNN。「CNN.co.jpメールマガジン」は、世界各地のCNN記者から届く記事を、日本語で毎日皆様にお届けします*。世界の最新情勢やトレンドを把握しておきたい人に有益なツールです。

*平日のみ、年末年始など一部期間除く。

「米国」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]