2024年で結成18年を迎えるロックバンド「a flood of circle」。
同バンドの楽曲 「理由なき反抗 (The Rebel Age)」 が、オンライン漫画誌『少年ジャンプ+』で連載中の漫画『ふつうの軽音部』の最新話に登場。大きな反響を呼びました。
それを受けて、a flood of circleの公式アカウントが 「理由なき反抗 (The Rebel Age)」のライブ映像をYouTubeで6月10日に公開。バンドファンと漫画ファンの両方から、熱い歓迎を受けています。
「理由なき反抗 (The Rebel Age)」が登場したのは、6月9日に掲載された『ふつうの軽音部』25話。主人公の鳩野ちひろ(はとっち)が、ギターの藤井彩目を自分のバンドに引き入れるべく、この曲を弾き語りました。
何のために軽音を続けるのかと問う彩目に対して、うまい答えが返せないはとっち。
しかし、そこから彼女が「理由なき反抗」を熱唱するシーンは必見です。悩み傷ついていた彩目の心に変化をもたらす、とても重要なシーンで場面にバッチリ合った楽曲が使われています。
『理由なき反抗(The Rebel Age)』ライブ映像
この回はジャンプ+アプリ版のコメント欄が3500件を超えるほどの話題に。さらに、それまで日曜日のランキングで1位の常連だった『クソ女に幸あれ』を追い越して、1位を獲得しました。
バンドファンと漫画ファンの両者の間で盛り上がり、掲載日にはa flood of circleの公式アカウントも反応していました。
今回のライブ映像公開は、こうした盛り上がりを受けての粋な対応。SNSでは両者のファンから、
💬「ライブ超おすすめなので!!ぜひ!!」
💬「ふつうの軽音部、これで知って試し読みしたばっかだけどぐっと込み上げてくるものを感じながら読んだよ」
💬「 ふつうの軽音部から聞きに来てすごい好きだなておもったので助かります 」
💬「 ふつうの軽音部でafoc歌われていたの面白かったので良い試み」
💬「公式が最高の対応をしている!!」
など、お互いの作品を褒めながら、ファンが増えたことを喜ぶ声が溢れていました。
ガールズロックバンド、Hump Backも1巻の発売を応援
なお、『ふつうの軽音部』にはa flood of circleだけではなく、さまざまな邦ロックの楽曲が登場します。作中に楽曲が登場したバンドが、SNSで反応することも。
過去には9話で「番狂わせ」が流れ、13話では作中の転機となるカラオケシーンではとっちが「拝啓、少年よ」を歌ったバンド、Hump Backが1巻の発売をお祝いしていました。
『ふつうの軽音部』は2巻まで発売中(3巻は9月4日発売予定)。現在公開中の23話からは、ついに正式連載に伴って中断されていた「ジャンプルーキー!」版の続きが描かれています。
筆者も1年近く待たされたのでうれしい限りです。
漫画からa flood of circleを知った人も、楽曲の話題から『ふつうの軽音部』を知った人も幸せになれる今回の神対応。
バンドも漫画も、今後の活動に注目です!