【表紙画像説明】
JASMINE衛星の上部(ミッション部)に望遠鏡や赤外線カメラが搭載される.衛星下部(バス部)のボックスには衛星通信,姿勢制御,推進,熱制御といった衛星の基本的な機能を担う装置が搭載される.衛星の総重量は600 kg程度,高度550 km以上の太陽同期軌道にイプシロンSロケットを用いて打上げられる予定である.運用期間のうち,春・秋は銀河系中心核領域方向の位置天文観測を行い,中心核領域方向の観測に適さない夏・冬はトランジット観測による系外惑星探査を行う.©国立天文台
【今月の表紙デザイン】
「木星」
流星の嵐が過ぎた夜,探査機から修理完了の報告が届いた.
回収したディスクの一部は破損していたが,何とか新しいデータを得ることができた.
新しく発見した星は外層が気体に覆われ,深い霧でできているようだ.
表紙製作 ミナミ シズホ