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日本の探偵小説の父、江戸川乱歩に「類別トリック集成」という論考がある。戦後、スランプに陥った乱歩は海外の作品を読みあさって、使われているトリックを詳細に分類した。これがじつに興味深い▼おなじ… …[続きを読む]
2025年2月23日5時0分
（ひと）伊与原新さん 「藍を継ぐ海」で第１７２回直木賞に決まった
いたミステリーを読みふけった。謎が論理的に解かれていく物語が好きだった。ある日、頭にトリックが降りてきて小説を書いたら、江戸川乱歩賞の最終候補に。翌年、別のミステリーの賞を受賞。作家デビューが…
2025年1月17日5時00分
どん底「ワンマッチ」でミステリーに転身、直木賞作家に 佐藤究さん
を味わう中で、「純文学は向いてないんじゃないか」と。お世話になった編集者に相談したら、（ミステリー作家の登竜門とされる）江戸川乱歩賞への応募を提案されて。基本的に一般の新人が対象なので、「やり…
2024年12月29日7時00分
名張の中さん、推理作家協会賞に 江戸川乱歩の生の軌跡に迫る本
名張生まれの推理作家、江戸川乱歩（1894～1965）に深く傾倒する三重県名張市の中相作（しょうさく）さん（71）の「江戸川乱歩年譜集成」（藍峯舎（らんぽうしゃ））が、第77回日本推理作家協…
2024年12月3日10時00分
生誕130年の江戸川乱歩を語る催し 地元の三重・名張に80人集う
三重県名張市生まれの推理作家、江戸川乱歩（1894～1965）の生誕130年を記念したトークイベント（市、市教育委員会主催）が30日、同市丸之内の市総合福祉センターふれあいで開かれ、約80人…
2024年12月1日10時00分
文士劇、あふれるミステリー愛 大阪・作家ら１６人出演
た。大阪での文士劇は６６年ぶり、素人芝居とは思えない本格的なミステリー劇を約９００人が堪能した。 「放課後」は東野さんの江戸川乱歩賞受賞作。昭和後期の高校を舞台に連続殺人事件が起きる学園ミステ…
2024年11月27日16時30分
多面的な切り口で井原西鶴描く 名張市の作家が「西鶴二十面相」出版
妻や愛猫らを登場させ、上方弁の会話の掛け合いで人間味あふれる西鶴像を結んだ。 今回、奈良新聞の連載をまとめ、名張が生んだ江戸川乱歩の推理小説の大怪盗になぞらえてタイトルをつけた。「芭蕉も西鶴も…
2024年11月19日10時00分
「物語要素事典」に広がる宇宙 一人でこつこつ４０年、神山重彦さん分類
群を「アイデア」「プロット」「意外な結末」に着目して読んだことが、後の文学研究に生かされた。 もう一つは大学時代に読んだ江戸川乱歩「類別トリック集成」。乱歩が国内外のミステリーのトリックを「一…
2024年11月19日5時00分
若林踏が薦める文庫この新刊！
（１）『江戸川乱歩トリック論集』 江戸川乱歩著 中公文庫 １４３０円 （２）『魔女の檻（おり）』 ジェローム・ルブリ著 坂田雪子監訳 青木智美訳 文春文庫 １６５０円 （３）『怪獣殺人捜査 …
2024年11月16日5時00分
2万円超えの「物語要素事典」がたちまち重版 1人でこつこつ40年
群を「アイデア」「プロット」「意外な結末」に着目して読んだことが、後の文学研究に生かされた。 もう一つは大学時代に読んだ江戸川乱歩「類別トリック集成」。乱歩が国内外のミステリーのトリックを「一…
2024年11月9日12時00分
名張市美術展覧会、4部門41点の入賞決まる 2日に開幕
施設「旧細川邸やなせ宿」で2～6日、近畿大工業高等専門学校生が旧町の魅力発信のため、公園を「バズらせる」オブジェの模型や江戸川乱歩をモチーフにしたランプシェードなどを展示する。無料。ふれあいの…
2024年10月2日10時00分
（著者に会いたい）『ミネルヴァ日本評伝選 安部公房 消しゴムで書く』 鳥羽耕史さん
いう。 ６０年代の小説『他人の顔』では、事故で顔に大けがを負った男が精巧な仮面をつけ別人になって妻を誘惑する。ヒントには江戸川乱歩らの先行作品があったと推定した上で、数年前に公房が発表したＳＦ…
2024年9月28日5時00分
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