旧統一教会信者ら5万人分の嘆願書を提出 「法人の解散しないで」
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の信者らが11日までに、解散命令を請求しないよう求める約5万人分の嘆願書を、岸田文雄首相と盛山正仁文部科学相宛てに送付した。
教団関係者によると、嘆願書は古参幹部や現役信者らが呼びかけ人となった。嘆願書では「信仰は私たちの人生の礎だ。公正な判断がなされ、法人の解散がなされないように」などと訴えている。署名は直筆の5万3499人分のほか、ネットでも2万7013人分の署名が集まったという。
解散命令の請求について、政府は12日に開く宗教法人審議会で意見を聴き、13日にも東京地裁に請求する方向で調整している。