ゲーマー社員、趣味が社長にバレる→子会社副社長に登用

有料記事ゲームの未来

志村亮
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凄腕しごとにん

NTTe―Sports副社長 影沢潤一さん(40)

 NTT東日本が1月につくった子会社の副社長に就いた。対戦型ゲームでの競争やその観戦を楽しむ「eスポーツ」の普及をめざす会社だ。設立の記者会見で、NTT東日本役員は「彼のような人材が社内にいたのがきっかけの一つ」と説明。ゲーム界出身のゲストは「(eスポーツを)パパのように支えてきた人」と持ち上げた。

ストファイに熱中した「かげっち」

 東京都墨田区出身。中学生のころ、学校、塾帰りにゲームセンターに通い出す。やがて友人がつけた「かげっち」の名で、格闘ゲーム「ストリートファイター」の実力が知られるようになった。秋葉原、新宿などの大型店にも腕試しにいった。

 1998年に筑波大に進んでからもゲーセンに通った。ただ、プレーよりイベントを催すのがおもしろくなった。「勝つのは結局1人。負けた人が嫌な気持ちで帰る空気を変えたかった」。チーム戦をしたり、プレー後に食事会を開いたり。インターネット上に交流サイトを開いた。地域の強豪を訪ねる遠征もした。仲間が広がった。

■あえてゲームを語らず…

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この記事を書いた人
志村亮
経済部長代理
専門・関心分野
企業、働き方
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