- 朝日新聞
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岐路のひまわり 司法制度改革再考
弁護士偏在などを解消するため、法曹人口の拡大をめざした司法制度改革から20年余り。地方から再び「弁護士が足りない」と声が上がっています。技術の進歩は特効薬となるか。岐路に立つ弁護士たちを取材しました。
「法の支配」浸透の道筋は 司法制度改革で押された議論のスイッチ
「『社会あるところに法あり』という格言がある。電車に乗る、大学に行く。社会のあらゆることを、法が下支えしている。そして、司法は3権の一角だ。立法や行政が大きな力を持った時、ブレーキをかける大きな役割が・・・[続きを読む]
2025年02月02日 07時00分
進化するAI、デジタル化する民事裁判 弁護士に求められる仕事とは
10~20年後、日本の労働人口の49%が人工知能(AI)やロボットなどで代替できる――。野村総合研究所と英オックスフォード大が、そんな調査結果を発表してから10年近くがたった。AIが、弁護士に取って代・・・[続きを読む]
2025年02月01日 07時00分
「合格発表前」に決まる大手法律事務所への道 受験者にも「変化」
弁護士1人の存在が、司法へのアクセスを大きく左右する地域がある一方、国内には、500人超の弁護士を抱える「5大法律事務所」もある。日本弁護士連合会によると、国内最多の西村あさひ法律事務所(東京)には2・・・[続きを読む]
2025年01月31日 07時00分
暴風雪の中、数十キロ… 過疎地に根を張り、見えた弁護士の役割は
暴風雪の朝だった。北海道中標津町にある梅本英広弁護士(54)の事務所に、女性が駆け込んできた。3人の子どもを連れている。夫の暴力に耐えかね、視界や路面状況の悪い中、車で数十キロを逃げてきたという。15・・・[続きを読む]
2025年01月30日 07時00分
十分な収入は得られる? 不安に応える「弁護士過疎地」のバスツアー
札幌から東に約180キロ。北海道・十勝地方にある人口約6千人の町に、貸し切りバスから次々と若者が降りてきた。「あんまり人いないね」「あ、コンビニがある」。大勢の来訪者に、町もざわめく。女性が自転車をお・・・[続きを読む]
2025年01月29日 07時00分
ひっそり閉じた法律事務所 相談あっても弁護士いない、過疎地の現実
北海道北部の名寄(なよろ)市には、小高い丘からひまわり畑を一望できる名所がある。俳優・西田敏行の主演映画「星守る犬」のロケ地にもなり、夏には多くの観光客でにぎわう。そんな名所がある市内で2024年7月・・・[続きを読む]
2025年01月28日 14時00分
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