(記者解説)死刑制度、議論のとき 廃止への機運、逃し続けた戦後80年 論説委員・井田香奈子

有料記事

[PR]

 ・かけがえのない個人の生命を国家が奪う。戦争と死刑ではそれが正当化されてきた

 ・先進国が死刑を廃止・停止したなか、日本と米国の一部の州は執行を続けている

 ・刑罰は「報い」の面だけではとらえられない。現代にかなう最高刑を議論するときだ

     ◇

 死刑とはどんな刑罰で、なぜ続いているのか。死…

この記事は有料記事です。残り2942文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません