(変わるか国会 少数与党のいま)党議拘束、議員の意思は 審議空洞化の指摘も

有料記事

[PR]

 「賛成の諸君の起立を求めます」。昨年12月17日、衆院本会議場に額賀福志郎議長の声が響いた。賛成議員が一斉に立ち上がり、臨時国会の焦点だった政治改革関連法は賛成多数で可決した。

 議長が可決を告げるまで、わずか3秒。記者は、議場が見渡せる記者席から見ていたが、誰が賛成し、誰が反対したかは特定できな…

この記事は有料記事です。残り1219文字有料会員になると続きをお読みいただけます。