フジ・メディアHD、業績見通しを下方修正 売上高501億円減に

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堀越理菜 岩沢志気
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 フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングス(FMH)は30日、それぞれ定例の取締役会を開き、元タレントの中居正広さんの女性とのトラブルに端を発する一連の問題を受け、FMHの2025年3月期決算の見通しを大幅に下方修正した。

 FMHの発表によると、昨年5月の予想と比べて、フジの放送収入全体で233億円の減収。FMH全体の純利益は192億円減の98億円と見通す。主な要因は一連の問題で、フジがCM料金の請求を自主的に取りやめたことだという。FMHの売上高は不動産事業の売り上げが下回ることなども影響し、501億円減の5482億円と予想している。

週刊文春の訂正にも言及

 1月中旬以降、大手企業を中…

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    佐藤優
    (作家・元外務省主任分析官)
    2025年1月30日22時49分 投稿
    【視点】

     週刊誌報道の内容が事実でなくても一旦メディアスクラムが組まれると、バッシングの流れは止められないというのが私の経験則です。  2002年に当時吹き荒れていた鈴木宗男バッシングの嵐に私が巻き込まれた直接のきっかけは、外務省にあまり登庁せず、

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フジテレビ問題

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