共通テスト 英語リーディング分析 代ゼミ「平均点上がるだろう」

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増谷文生
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 18日に始まった大学入学共通テストで出題された「英語(リーディング)」について、代々木ゼミナール教材研究センター英語研究室の中山太郎室長に聞いた。

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 一昨年、昨年と最低を更新してきた平均点は、今年は上がるだろう。

 設問数が39から33に減り、語数も昨年より600語減り5600語となった。英語を使って考えさせることを重視する新学習指導要領に対応する新形式の出題もあったが、2022年の試作問題と同様の傾向だった。しっかり対策をとってきた受験生には問題なく解答できただろう。

 2021年に大学入試センター試験から共通テストに衣替えした際と同様、新指導要領に対応する新形式の問題を出すタイミングの今回も、極端に難しい問題とはしなかったように思われる。

 新形式は、英語の文章で書か…

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この記事を書いた人
増谷文生
論説委員|教育担当
専門・関心分野
教育(主に大学)、運輸