斎藤元彦氏の得票率、低支持だった地域で増加 兵庫知事選データ分析

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日高奈緒
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 兵庫県知事選で再選した斎藤元彦氏(47)の得票率を前回2021年と比べると、斎藤氏の支持が広がっていなかった県北や県央の自治体など神戸市から離れた地域で得票率を大きく伸ばしていたことが、得票データの分析から分かった。

 斎藤氏は今回、新顔の稲村和美氏(52)に約13万7千票の差を付けて再選した。

 前回は、出身地である神戸市などで高い得票率を獲得。同市中央区や東灘区南あわじ市や県央にある多可町などで有効投票の5割超を得た。

 一方、県北や県西では、得票率が4割に届かない自治体が多かった。最も低かったのは、鳥取県境にある新温泉町で約36%だった。

 しかし、今回は、それまで支…

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この記事を書いた人
日高奈緒
コンテンツ編成本部ディレクター|ウェブ担当
専門・関心分野
データジャーナリズム、OSINT