石破首相「報道に憤り、負けるわけにいかない」 非公認側に2千万円

宮脇稜平
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 自民党が派閥裏金問題で非公認とした候補の政党支部へ活動費2千万円を支給したことについて、石破茂首相は24日午前、広島市での街頭演説で「自由民主党の公約、自由民主党の政策を分かってもらいたい。その思いで、政党支部に(活動費を)出しているのであって、非公認候補に出しているのではない」などと説明した。

 首相は「このような時期にそのような報道が出ることは、誠にもって憤りを覚える。私どもはそのような報道に負けるわけにいかない。そのような偏った見方に負けるわけにもいかない」とも訴えた。

 この問題は、共産党機関紙「しんぶん赤旗」が23日付紙面で報道。朝日新聞など各社も報じた。

 自民党は、公認候補側にも、政党交付金から公認料500万円と活動費1500万円の計2千万円を政党支部へ支給している。

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    秦正樹
    (大阪経済大学情報社会学部准教授 )
    2024年10月24日18時50分 投稿
    【視点】

    私は選挙研究者なので、この問題(?)そのものよりも、この報道が選挙にどれくらい影響があるのかが気になります。 私も、自分の研究で数日前から世論調査をしているので、現時点でのデータ(n=1448)を使って、この2.5日の調査期間を一時間ごとに

    …続きを読む